
以前から噂があった『グランド・セフト・オート』シリーズのリマスター版がついに「ロックスターゲームス」より正式発表となり、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』として発売されることになりました!
収録されるタイトルは
- 『グランド・セフト・オートIII』
- 『グランド・セフト・オート:バイスシティ』
- 『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』
の3本になります。
2021年内に PS5 / PS4 / Xbox Series X(S) / Xbox One / Switch / PC で発売予定。
2022年前半には iOS / Android でもリリース予定とのこと。
まだ噂段階だった情報の通り、この“3タイトルのグラフィックを進化させ、最新のゲームシステム”で遊べるようになります。
おそらくこれが、“新旧のグラフィックをミックスさせ、忠実に再現しつつ現代の技術に合わせたもの”になるようで、リマスターとリメイクの中間くらいになると思われます。
なお、このリマスター版の発表に伴い、各オンラインショップで販売されているDL版の過去タイトルの削除を行うことも発表しています。
収録される3作はどれもPS2で発売された同じオープンワールドクライムアクションの『GTA』ではありますが、主人公も違ければ舞台となる都市も異なり、ストーリーはシリーズとして多少の繋がりはあっても大筋は別物となっていますので、各作品についての軽く説明しておきます。
『グランド・セフト・オートIII』
『GTA』『GTA2』と続き、『III』ということでシリーズ3作目にあたる作品。
見下し型の視点から一転、シリーズ初の広大な3Dのオープンワールドのリバティーシティを舞台としており、シリーズの醍醐味である自由度の高さは、この『III』から始まりました。
2001年のリバティーシティが舞台であり、主人公クロードは、銀行強盗のメンバー。
ギャング組織コロンビアン・カルテルの幹部でありながら、リーダーのカタリーナに裏切られてしまい警察に逮捕されてしまう事態に。
刑務所へ護送中に襲撃に遭い、その混乱に乗じて逃走し、リーダーであるカタリーナに復讐することになります。
『グランド・セフト・オート・バイスシティ』
シリーズの4作目にあたる本作は、初登場となるバイスシティが舞台となります。
前作『III』よりも自由度が増し、今作からバイクやヘリコプターといった乗り物の種類も増え、洋服店に入ることで衣装替えが可能となりました。
リバティーシティの一大勢力マフィア「フォレッリ・ファミリー」のメンバーであるトミー・ベルセッティが主人公。
殺人による15年の刑期を終え出所するも、ファミリーのボス、ソニー・フォレッリの陰謀により大口の麻薬取引に失敗し、バイスシティのどん底へと叩き落される。
麻薬王であるリカルド・ディアスとファミリーのボス、ソニーへと復讐する道に進むことになります。
『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』
シリーズの5作目にあたる本作は、ロスサントス、サンフィエロ、ラスベンチュラスの3つの街からなる1992年のサンアンドレアス州が舞台となり、時系列的に『III』よりも前のストーリーになります。
自由度はさらに増し、服装の他に、主人公の髪型の変更からタトゥーの追加、さらに体型までも変えらるようになります。
アメリカ全体を巻き込んだ「ホットコーヒー問題」の発端となったある意味伝説的ゲーム。
主人公は、カール・ジョンソン(通称CJ)。母親が殺されたという知らせを受け、故郷であるロスサントスへ戻るが、悪徳警官に利用され汚い仕事をさせられながら、かつて所属していた「グローブストリートファミリーズ」の復興に勤しむことになります。

ついに発表となったリマスター版!
ゲーム画面や詳しい改良内容が気になるところですが、2021年内とわりと発売日が身近に迫っているので情報公開は近いうちにありそうです。
シリーズ3作もあり、1作だだけでもやり込もうとすると大ボリュームになるので時間が足りるか心配になっちゃいますね…!
ちなみに、『GTA』はシリーズ累計3億本以上の売り上げを記録しており、日本人一人一人が最低2本買っても記録に追いつかないほどのモンスタータイトルです。