CEROが業務停止へ、ゲーム業界への影響は…?

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家庭用ゲーム審査機関CEROが政府の新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言を受け、4月8日~5月6日まで全業務を停止すると公式サイトで発表しました。

まず、「CERO」とはなんぞ?というとゲームソフトのパッケージにある年齢区分のA~Zのマークがあるのですが、その区分の審査をしている機関です。
基本的に現在のゲームソフトはこの機関の審査を受けてから発売、といった形になっています。

※画像は公式サイトのものです。

この年齢区分のレーティングは以前、ソニー、任天堂、マイクロソフト、セガを主に独自の基準で審査を行っていたのですが、審査内容の食い違いが生じてしまいました。
それをゲーム業界団体レベルで基準を統一するために設立されたのがきっかけです。

2006年以前はA~Zではなく、「全年齢」「12歳」「15歳」「18歳対象」といった区分で、誰でもゲームソフトを買えたのですが、地方自治体の要請でレーティングの区分を見直し、現在のような「18歳のみ対象」といった18禁区分が増えたんですよね。懐かしい…。

ちょっと話が逸れましたが、全業務停止ということは発売予定のゲームソフトに少なからず影響が出てしまうのではないか、と懸念されています。

たかが一か月程度ですが、されど一か月。審査停止の影響で発売延期になるゲームソフトがあるかも…?

イベント等以外でもこのような影響が今後ゲーム業界にも出てきてしまうかもしれませんね。
緊急事態宣言でより一層深刻な状況に陥ってしまったようで…。
しかし、感染拡大防止が最優先。多少の影響は受け止め、個人でも感染拡大の予防を徹底して一刻も早い終息のため努めていきましょう…。そして…外に出ず家でゲームしましょう…。