マイクロソフトのXboxブランド責任者であるフィル・スペンサー氏が、海外メディア向けのインタビューで開発中の『The Elder Scrolls VI』の Xbox および PC での独占販売を示唆したようです。
『The Elder Scrolls VI』といえば、マイクロソフトが開発元の「ベセスダ・ソフトワークス」の親会社「ゼニマックス・メディア」を買収し、今後『The Elder Scrolls』シリーズが Xbox / PC 向けに独占販売する方針なのかどうかが気になるところでした。
買収された時点では、「Bethesda Game Studios」のディレクターであるトッド・ハワード氏が独占販売について“考えにくい”と答えていましたが、海外メディアGQがXboxの20周年を記念して行ったインタビュー内で、フィル・スペンサー氏が『The Elder Scrolls VI』について、『Starfield』と同じように見ているとの考えを示しました。
『Starfield』は、Xbox Series X(S) / PC 専用として発売予定であり、“同じように見ている”とすれば、『The Elder Scrolls VI』の独占販売を示唆していると捉えてもいいでしょう。
当初は、PS向けにも展開するつもりでいたようですが、なんだか独占に向けて発売する気満々な気がしてならないですね…。
トッド・ハワード氏は、『The Elder Scrolls VI』について、“10年に渡り遊び続けられるゲームにするためにはどうすればいいか悩んでいる”そうで、最新作も壮大なスケールのゲームにするつもりのようです。
そんな超大作ゲームをXboxで独占販売と考えると、マイクロソフトもウハウハな話は間違いなし…ですが、この独占販売の考えについてフィル・スペンサー氏自身は、全てのプラットフォームが成長し続けることは可能であり、他のプラットフォームをひどい目に合わせるつもりではないとのこと。
もしかすると、PS向けへの展開は難しいかもしれませんが、マイクロソフトのバックアップの元、『スカイリム』を超えるような大作を生み出せるのであれば、PC、もしくはXbox本体ごと買ってもいいゲームになってくれるかもしれないですね。
ただ、『The Elder Scrolls VI』自体はまだ先の話になると思うので、独占云々はとりあえず置いといて正式発表まで静観しておきましょう…。
せっかくマイクロソフト傘下になったのに、『TES VI』という大作を独占販売しないのかと疑問に思っていたのですが、やっぱり匂わせてきましたね。どのハードで出ようが面白そうなら買いますけど！
10年に渡り遊び続けられるゲームにするようですが、『スカイリム』も実際に10年も遊び続けられるタイトルとなったので、それを超える作品にする意気込みなのでしょうね。お金が湧いて出てくるマイクロソフトの支援があればそれも不可能ではなさそう…。
ソース：「GameBusiness.jp」
