
カプコンの『ドラゴンズドグマ』の続編『ドラゴンズドグマ2』のプラチナトロフィーを獲得しました!

P | マスター | すべてのトロフィーを獲得した |
B | 脱出 | 奴隷の立場から逃げ出した |
B | 覚者 | 覚者の使命を得た記憶を取り戻した |
B | 預かり王の都 | ヴェルンワースに到着した |
B | 国境 | 国境の門を通った |
B | ドラゴンズドグマ2 | “加護無き世界”を見た |
B | 安寧 | ヴェルンワースの王になった |
B | 再起動 | 巨人を再び立ち上がらせた |
S | 解放 | “幼年期の終わり”を経験した |
B | 多才な人 | 主人公が転職した |
B | 魔剣士 | ジョブ「魔剣士」に転職した |
B | 託宣師 | ジョブ「幻術士」に転職した |
B | マジックアーチャー | ジョブ「マジックアーチャー」に転職した |
B | 自由人 | ジョブ「アリズン」に転職した |
B | 野営 | 野営を行った |
B | 根城 | 自室を購入した |
B | 車上の人 | 牛車に乗車した |
B | 蘇生 | 「竜の鼓動」を使い他者を蘇生した |
B | 刹那の飛石 | 「刹那の飛石」を使用した |
B | 記章 | ポーンバッジを習得した |
B | 早すぎる沈黙 | 巨人を短時間で討伐した |
G | 全問正解 | 謎かけ好きの神の謎をすべて解いた |
B | あの首を狙え! | メデューサの首を切り落として討伐した |
G | スキルマスター | マスタースキルをすべて習得した |
B | その道のプロ | ジョブランクをMAXにした |
B | 多才な相棒 | ポーンのスペシャリティを習得した |
B | 異界への依頼 | ポーンクエストを設定した |
B | 大人のたしなみ | 薔薇の宮殿に足を踏み入れた |
B | 収集家 | 「探求心の証」を80個集めた |
B | マメな人 | 50人以上の街人らの好感度を一定以上にした |
B | 一途 | 街人一人から格別の行為を得た |
B | 突然変異 | 竜の力により武器を特殊強化させた |
S | 世話焼き | “加護無き世界”で民たちを安息地に導いた |
S | 救世主 | “加護無き世界”の試練をすべて乗り越えた |
B | 湯治 | 温泉を利用した |
B | サイクロプスを渡る | サイクロプスの橋を渡った |
B | ハーピーで渡る | 呼び出したハーピーを掴んで飛行した |
B | ドラゴンズドグマ | 「ドラゴンズドグマ」を手に入れた |
S | 目には目を | メデューサを石化させた |
S | 新鮮な首 | 「新鮮なメデューサの首」を手に入れた |
B | BBQマスター | 昼夜あらゆる肉を焼いた |
B | 貴族のたしなみ | 王宮舞踏会に正装で出席した |
B | 遺体安置所 | 遺体安置所で他者を蘇生した |
S | 奇跡 | 多くの人々に同時に奇跡を与えた |
B | 夜明けに間に合った | 首なしの騎士を討伐した |
B | 旅慣れた人 | ダンジョンを50箇所発見した |
B | 幽霊牛車に乗車 | 幽霊牛車に乗車した |
B | 再びのグリフィン | 再びグリフィンに乗って飛び立った |
B | 再上陸 | アガメン火山島に再上陸した |
B | けんかをやめて | 自室で恋人同士がけんかを始めた |
B | 穢れ竜の塔 | 竜喰塔に到達した |
B | 最果ての大石窟 | ドラブニル大石窟に到達した |
B | 盗品回収 | 屑さらいから盗品を取り返した |
B | 密入国 | 国境の門を正当でない方法で通過した |
プラチナまでの難易度は…
星2.5にしときます。ざっと見てもどれも獲得が難しいものはそれほどないです。
強いて言うならメデューサの首関係が難しいかも。特にメデューサの首を体力ゲージを削り切る前に切り落として手に入れられる「新鮮なメデューサの首」の入手方法がそこそこ難しく、一定の体力ゲージを削り切る前に切り落とす方法がわからず詰みかけました。(後にマジックアーチャーで眠らせたあと首をメッタ切りして手に入れました。)
スフィンクスの謎かけの「全問正解」も初見ではほぼ無理ですが出題される問題は一緒なので回数を重ねていければなんとか…。(宿の利用で失敗したら戻る、効率の良い正解方法を調べておけば難なく獲得できます。)
それと、好感度MAXの人同士が喧嘩をし始める「けんかをやめて」は発動条件がわからなかったのですが、好感度MAXの状態の人物の依頼を受けた状態で、別の好感度MAXの街人を自室に連れ込んだらなんとかいけました。(自分の場合は、けんかというか片方が速攻逃げただけでしたけど…しかもどっちも男性キャラ)
ポーンのシステムでオンライン要素はありますが、トロフィーには関係ないので今後過疎ったとしてもプラチナを目指すことは可能です。
初期の賛否両論について

結論として自分はプラチナ獲得までそれほどだれることもなく楽しく遊び続けることができました。中世ファンタジーな世界観とポーンたちとの旅が楽しかった。
ただ酷評されていた部分もわかるといった感じです。

でも前評価でそこまで警戒するようなゲームでもなかった気がします。難易度選択がなくとも、一般的にボコされて当たり前なソウルライクのような高難易度ではないし、今はアップデートで“竜憑き”問題もだいぶ緩和されました。(むしろ今は発動させるのが難しくなってるくらい)
ファストトラベルやリトライ機能などゲームプレイに優しめな現代のシステムと比べると不便で厳しめですが、ゆったりと“冒険”を楽しむ分には何の問題もないのです。
PS3 / Xbox 360 で発売された前作『ドラゴンズドグマ』とシステム的に大きな違いがなかったため、前作をプレイ済みのプレイヤーがまさに待ち望んでいたようなゲームだったのですが、『2』から入ったプレイヤーに関しては初期の印象が悪くてもったいなかったと感じます。
このゲームの良さはプレイし始めではなく後々出てくるようなものなので、噛めば噛むほど味がでるまさにスルメゲーと思ってもらえれば良いかと…。
サブクエストありきなために本筋のストーリーが結構あっさり

正直、本筋のストーリーがあっさりでした。
ヴェルンワースの王になることが目的なのか、ドラゴンを倒すことが目的なのか…あれどっちだったっけ?と思った頃にはいつのまにか終盤にきていた感じ。
ヴェルンワースの偽の王がポーンを従えている方法とか、ディーサが国政を牛耳るため覚者に何をしたのかとか特にこれといったイベントもなくいつの間にか語られているので「そここんなあっさりと…」というところが多めな印象です。
キーアートにでかでかと描かれているウルリーケとナデニアはヒロイン的な立場なのかと思いきやサブクエでやっとちゃんとした関わりと持てる程度で本筋のストーリーだけ見ると影が薄すぎました。


ゲーム的にも、サブクエをこなす前提で本筋のストーリーを作っていたので、そうではなく本筋のストーリーにもっと厚みが欲しかったですね。
緊張感があったり、選択によっては後味が悪かったりと、練られているサブクエが多いだけに全体的に見るとあっさりぎみだったのが残念。
せめて、本筋のストーリーさえ追っていれば「結局あれはなんだったの?」と思うことがないようにして欲しかったですね。

ツッコミどころ満載の自由度がドグマらしくて良かった

『ドラゴンズドグマ』の自由度って一般的なゲームの自由度を想像してると面食らうくらい違うんです。
“オープンワールドの自由な冒険!” “自由なキャラメイク!” “自由なジョブ!” “そして誰でも恋人にできる!”
たしかにそうですが、ちょっと違うところも。
ストーリーに関わる重要人物であろうがなかろうがNPCがいきなり(しかも勝手に)死亡していることもあるし、人を担いでも攫っても誰も動じないし、警備兵がたくさんいる城に忍び込んでも誰も気にも留めない…と思いきやいきなり逮捕されることもあるし、恋人は男女問わず“何人でも”できるし、街に突然モンスターが溢れていたりと、良い意味でわけわかんないです。(さすがに敵が出現していない状態でNPCに攻撃すると捕まりますが、NPC同士がいきなり血を出しながら殴り合ったりはしてます)
常識を覆されるような新感覚な自由度は『ドラゴンズドグマ』ならではかなと思います。

オンラインの気疲れを感じずにマルチプレイ感を楽しめるポーンシステムがほんと秀逸

他プレイヤーのメインポーンを借りて冒険をするのがとにかく楽しかった。
ポーンたちはどんな時もどんなプレイの仕方でも付き従ってくれるので気疲れしなくていいですね。オンライン苦手な方には本当におすすめ。
自分のポーンもどこかで借りられて誰かの冒険を手助けしていると考えるだけでも嬉しいし、解雇時に任意でもらえるプレゼントを持ち帰ってくれると尚嬉しい(♥を付けてくれると超嬉しい)。
ポーンを通じて他プレイヤーとの繋がりを感じられるという、マルチプレイとはまた違うオンライン感を楽しめます。
長く旅のお供にしていれば愛着も湧いてくるので、解雇する際にプレゼントだけでなくお礼を言えたり、あなたのポーンのここが良い!みたいなことを伝えられるシステムがあったり、不意にロスト(ポーンのゲームオーバー)してしまってもお礼くらいは言えたら良かったですね。

DLCよりも続編に大期待

『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』のような、今後のDLCよりも『2』のフィードバックを受けて続編にどう活かすのかに期待です。
今のところ文句なしなのはグラフィック、ポーンシステムと近年見るカプコンの自由度とリアルさをうまく取り込んだキャラメイクシステム。
気になった点としては細々あるのですが、やっぱり攻撃を受けてよろけた瞬間、敵に反撃できることなくボコボコにされるのはストレスを感じるので何かしらの対策を持てるようなアクション性の改善に期待。
あと、『2』で初登場となった獣人族は違和感なく『ドラゴンズドグマ2』の世界に溶け込んでいたのですが、やはり2種族しかないのは物足りなったので続編ではさらに種族の追加を期待してます。
そして、『ドラゴンズドグマ』はスクショが捗るゲームの一つ。なのにフォトモードの機能がそれほど充実してなかったのは残念ですね。(アップデートで機能は増えましたがそれでもまだ物足りない感が)
SNSで知らないゲームに興味を持つ機会が増えるこの時代なので、フォトモードはこれでもかってくらい機能充実してくれると嬉しいですね。
メインポーンは思っていた以上に愛着が湧くのでメインポーンとのイベントも増やして欲しいですね。竜憑きは…なくてもいいかな(^^;
あと『3』では“料理”がしたい。理由は言わずもがな。

かゆいところに手が届かないような細かな問題点もちらほらあるので、『3』がどんな改善を施されるか期待がかかります。

逆に『3』も特に変わんなかったらそれはそれで『ドラゴンズドグマ』はこういうゲームなんだぞという開発者側の信念を感じられて好感を持てる…かもしれない。

発売日からあまりよくない情報が目に入ってしまったのでせっかく10年越しに復活したシリーズなのに…と心配していたんですが、結果的に100時間以上遊ぶタイトルの1つとなってくれました。初代に拡張版があったのでもしかしたらDLCが先にきそうな気もするけどほんとに『3』も出て欲しい。
一言でまとめるなら『ドラゴンズドグマ2』思ってたより全然面白いやん!