SIEのGDC向けに予定していた『PlayStation 5』のセッションが19日に公開されたのですが、スペックが公開されたところで「結局なにが変わるの?」ってなる方もいると思うので(というか私自身そんな感じ…)
簡単に気になるポイントってこういうところなんじゃないかなーって部分をまとめてみました。
超高速SSD採用でロードが爆速になる
PS4はHDDだったのがPS5ではSSDになります。SSDはHDDに比べ読み書きの速度が非常に速いのです。(その点価格が高いなどの欠点はありますが)
そのためPS5では以下のことが実現可能になりそうです。
- 起動が超高速に
- ロードがシームレスになる(ロード画面自体がなくなる!?)
- 超高速ストリーミング
- パッチの長いインストールがなくなる
これだけでもとても魅力的ですね。ついにロードというものがなくなるかもしれないのです。
PS4に比べ、ロードによる待ち時間が減り、より快適に遊べるのです!
後方互換性はPS4のみ
「PS4でもっともプレイ時間の長い上位100タイトルでほぼすべてのタイトルが発売時にPS5上でスムーズに動作するであろうことが確認できた。」
「PS4向けには4000超のゲームがリリースされており、大部分がPS5でもプレイでき、PS4のゲームをより高い周波数で実行することで、フレームレートが安定・向上したり、ゲームによっては高い解像度でプレイすることができるようになる。」
といったことをPlayStationBlogでも言っているのでPS4との互換性ありと考えていいでしょう。
ただし、PS3以前のゲームについては何も発言されていないので、今のところ後方互換性はPS4のみ、ということになるでしょう。
3Dオーディオで臨場感MAXになる
「ハイエンドオーディオ機器をお持ちのユーザーのみなさまだけではなく、全てのユーザーのみなさまに素晴らしいオーディオ体験をお届けすることです。」
という発言あるように、高性能スピーカーなくてもすべてのユーザーに臨場感あるサウンドを提供するのが目標とのこと。
ただ、テレビでゲームする人もいれば、ヘッドフォンでゲームする人もいるだろうし…全てのユーザーが体験できる“Tempest” 3Dオーディオ技術とはどういったものになるのでしょう…。
ゲームディスクはUltra HD Blu-ray(100GB)採用
Ultra HD Blu-ray搭載で、4Kどころか8Kにも対応。
PS4はBlu-ray(50GB)なので容量が二倍のディスクに。
以上、ざっくりと説明するとこのような感じです。
詳しく性能を見てみるとPS5<Xbox Series Xということになりそうですね。
Xbox Series Xは全てのゲームに後方互換性があるのでその点でも正直負けています。
ただ、ゲームの発表も何もないので、性能だけでどうこう言うのはまだ早いでしょう。
でも、Xbox Series Xとはまた違うアプローチが必要かも…。