【FFVII リバース】リメイクシリーズ第２作目は前作を優に超える傑作です【はじめました】

待ちに待った『ファイナルファンタジーVII』のリメイクシリーズ第２弾『ファイナルファンタジーVII リバース』をプレイ中です！

対応機種	PS5
ジャンル	RPG
プレイ人数	１人
CERO	C

待望のリメイクシリーズ第２作目はハードをPS4からPS5へと移行したこともあり、前作のボリュームを大幅に超える超大作となっていました。

『FFVII』のリメイクとして進化させたのはグラフィックに留まらず、原作に劣らない圧倒的ボリュームで、ゲームとして大事な “遊び” の部分もリメイクかつ進化させた逸品。

シリーズの２作目は駄作が多いなんて話もたまに聞くのですが、そんな不安を一切感じさせないクオリティで、まだクリアしてなくともわかる余念のない作り込みに制作スタッフたちに脱帽したくなる…そんなリメイク作です。

PS5史上最高のRPGといっても過言じゃない

『バルダーズ・ゲート3』に続いて、とんでもない超大作RPGが出てしまいました。

序盤を遊んだだけで『FF』シリーズのみならず、現時点でPS5最高峰のRPGと言っても差し支えないほどのゲームだということがわかります。

グラフィックは最高水準、ストーリーは原作勢をも飽きさせない緊張と緩和の連続で惹き込まれていき、遊びの幅はぐんと広げている、オープンワールドではなく『FF16』のように広いフィールドが点在しているタイプのマップであっても、PS5パワーでロードがシームレスなこともあり、感覚的にほぼオープンワールド状態、何もかもが前作を超えた最新作です。

前作のミッドガル単体の舞台から、『リバース』で原作のワールドマップへの移行ということもあり、ある程度の広大さと自由度の進化は予想されていましたが、もう十分すぎるほどです。

これが、前作から4年ほどでここまで仕上げるという、スクウェア・エニックスの『FFVII』リメイクプロジェクトの熱意の入りようがとんでもないものであることが窺えました。

整合性のとれたストーリー改変も秀逸で原作勢も納得できる

ストーリーについてはネタバレになるので内容について控えますが、リメイクで見たい！という原作のシーンはだいたい再現しつつ、リメイクのオリジナル要素をふんだんに盛り込んでおり、原作勢、新規勢、どちらも楽しめるようにうまーく調整されています。

原作をプレイ済みでも大筋をそのままにストーリーを楽しめるように変えるの、ほんと苦労しただろうと思うのですが、それを見事成し遂げたことが本当にすごい。

原作では接触を避けることが目的だったミドガルズオルムをボスとして登場させています。
この辺もストーリーに違和感がないようにしつつ、原作の恐ろしさをそのままにボス戦として追加されています。

今回から５人以上のパーティメンバーとなるわけですが、前作同様３人パーティ構成だった部分は引き継ぎつつも、パーティ外のメンバーは絶妙な距離を保ちつつ着いてきてくれるという、雰囲気を損なわぬよう常にオールキャラクターで表示されています。（原作ではパーティ外のメンバーはPHSで呼び出しす設定でしたね。）

前作の『FFVII リメイク』は、３人パーティ構成にされるようにうまくストーリーが動いていたので問題なかったのですが、いよいよオールキャラクターで動き出す『FFVII リバース』以降はどうなるのだろう？と気になっていた部分ではありましたが、“みんなで旅をする”という表現を怠らずに頑張ってくれてます。

ストーリーやフィールド上の表現も、初代プレイステーションのポリゴンキャラだから通じた粗い部分をカットするのではなく、現代の仕様と要望に合わせてアレンジしており、妥協のない仕上がりにしているところを見ると、制作陣の原作愛とリメイクへの気合いがひしひしと伝わってきます。