マイクロソフトの「Activision Blizzard」買収や、先日のSIEの「Bungie」買収発表など、ゲーム業界で買収競争が活発になっている中、任天堂は、その買収競争に参加せず、ゲーム開発に注力する方針のようです。
任天堂の決算発表にて、任天堂の古川俊太郎社長が、相次ぐゲーム業界の買収の話題について触れ、買収ではなく任天堂のゲーム開発強化に注力し、その方針を変える予定は今のところないとのこと。(ソース:Bloomberg)
しかし、予定はないものの、買収自体に反対するということではなく、必要に応じては買収を考えることもあり得るとしています。
優先順位として、自社開発への注力が一番となるということですね。
任天堂の買収といえば、『ルイージマンション』シリーズ、『メトロイドプライム フェデレーションフォース』を手掛けた「Next Level Games」を買収、子会社化した件。
この買収は任天堂の約10年以上ぶりの買収となるようで、このゲーム業界買収競争に乗り出すと思ったのですが、これからも自社開発に投資、注力する方針は変わることはなさそうです。
開発を外注するのではなく、あくまでも自社で…それ故、買収競争には参加しないということですね。
任天堂のゲーム開発の力の入れ方は、ほんとブレなくてスゴイ…。
Nintendo Switchが任天堂ハード史上、最も売れたハードとなり、N64タイトルが遊べる「Nintendo Switch + 追加パック」も好評で、続々とタイトルが追加されています。
勢いも方針もブレない任天堂…買収に乗り出さずとも3大ゲーム企業に君臨し続けられるのは、ゲーム開発への愛と熱がブレていないからなのかも…!
ゲーム開発会社を買収して規模を大きくするのも、ゲーム開発環境自体が良くなればいいことなのですが、こうやって自社の力のみでのし上がっていくのもカッコイイわ…。
Switchの売れ行きもあり、任天堂は右肩あがりの企業となっているので、このまま負けじと面白いゲームをバンバン出していってほしい!
ソース:「VGC」