遂に発表された『ライフイズストレンジ』シリーズ最新作、『Life is Strange: True Colors』がPS5 / PS4 / Xbox Series X│S / Xbox One / PC 向けに発表されました。海外向けの発売日は2021年9月10日です。(現時点で国内版アナウンスなし)
本作の開発は、『ライフイズストレンジ』シリーズを開発した「DONTNOD」ではなく、『ライフイズストレンジ ビフォア ザ ストーム』を開発した「Deck Nine Games」になります。
シリーズは今までエピソード形式でチャプターごとに配信していましたが、本作は全てのエピソードをまとめて発売という形をとるようです。
アナウンストレーラーと少し詳細が発表された程度でしたが、“今度の『ライフイズストレンジ』はどんなゲームになるのか?”考察も交えて紹介していきたいと思います。
新たな“力”を持った新主人公「アレックス」
本作のシリーズの前日譚や直接的な続編ではありません。そのため、一部を除きほぼ全ての登場人物が新キャラクターとなっています。
まず、気になるのは本作の主人公「アレックス」について。
他人の感情を色として識別し読み取る能力を持っており、感情の「操作」「体験」「吸収」もできるという歴代の主人公たちに引けを取らないチート級な力を秘めています。(サブタイトルの『True Colors』は感情を色で見るところからきているようです。)
“感情を読み取る”だけならまだしも、“操作” “体験” ができるというのは強い。
アレックスの目的は、彼女の兄「ゲイブ」の死の真相を探るというもの。
呪いとして隠してきた能力を、真相解明のため、解放してくようです。
アレックスを演じるのはアメリカの舞台俳優エリカ・モリさん。声とモーションキャプチャーも担当しているようです。アレックスの歌声はYoutuberとしても活動しているmxmtoonさんが担当しています。
本作の舞台は「ヘイブン・スプリングス」
物語の舞台となるのはコロラド州の小さな町「ヘイブン・スプリングス」。
コロラド州は開発元「Deck Nine Games」の本拠地らしいです。
トレーラーには、多くの登場人物が映っており、山奥の自然豊かな田舎町のイメージが強いですが、人は結構いる様子。
アレックスの兄ゲイブはこの町で事故死してしまうようです…。
物語を彩るキャラクターの中に見覚えのある人物が…?
先ほども言った通り、登場キャラクターはトレーラーの中でも結構いるようです。
アレックスの兄ゲイブの隣にいるのはゲイブの親友「ライアン」。
ゲイブの死の真相を探るための重要なキャラクターっぽいです。
そして、『ライフイズストレンジ』シリーズを遊んだ方なら「あれ?」と思うこの女性。
『ライフイズストレンジ ビフォア ザ ストーム』にも登場した「ステフ」です。ボードゲームで遊んでいたり、レイチェルに告白しようかクロエに相談していましたね。
サブキャラクターとして登場したステフも、本作には結構関わってくる重要なキャラクターになっているようです。
他にも、この町に住む住人や保安官のような人物が多数登場しています。
ゲイブの死に関わる人物はいるのか…?
友情を育み、ロマンス関係に発展させることも
特定の人物と友情を深めるだけでなく、ロマンスへ発展させることも。
アレックスの兄の親友ライアンとのロマンスや、レズビアンを公言しているステフとの恋愛も可能?
アレックスが“感情を読める”という時点で、普通の恋愛ゲームのようなロマンスにはならないでしょう。
自分に好意があるかどうかわかるって知りたいような知りたくないような…。
もしかすると、告白すべきタイミングを見出だせたり、自分に興味のないとわかっている人を振り向かせることも可能になるのかもしれません。
恋愛に関してもチート級能力になりそう…。
能力を利用したサスペンスミステリーなゲームになる?
“死の真相を探る” という1作目に似たミステリー要素が本作にはありますが、それがメインとなりそうです。
人の感情を読める、操作できる、体験できる、という時点で、“ヘイブン・スプリングに住む人間から犯人を捜す”という目的を想像しちゃいますね。
主人公アレックスが名探偵ではないので、この能力を駆使して捜査を有利に進めていくようです。
「喜怒哀楽」大きく分けてこの4つの感情を操作することになりますが、状況や心情など色々な要素を考え、自分や他人を操る必要があるので、シリーズの中でも力を扱うことに慎重にならないといけないかもしれません。
また、「ヘイブン・スプリングス」には何か秘密がありそうです。
学校か教会かわかりませんが怪しげな建物や、夜中にライアンと共にどこかへ潜入(?)しようとしている場面が。
ゲイブの死の真相はこの町のどこかに眠っているということなのでしょうか…。
そして、ピストルを持った人物がアレックスへ忍び寄る不穏な場面も。
新天地でスローライフを楽しみましょう!というゲームにはならないのは確実です。
“兄の死の真相に迫る”ことがどのような物語に発展するかはまだわかりませんが、『ライフイズストレンジ』と言う名を冠しているだけあって、エグいストーリーの予感は拭えませんね…。
なぜ『3』ではないのか?
これはシンプルに開発元が「DONTNOD」ではないから、ということなのでしょうか?
「Deck Nine Games」は『ライフイズストレンジ』の前日譚『ライフイズストレンジ ビフォア ザ ストーム』しか開発に携わっていないので、本家はナンバリング担当ということっぽいですね。
ですが、この感じだけ見ても『3』になってもおかしくはない出来になりそうですけどね。
「Deck Nine Games」は、『ライフイズストレンジ』を完全再現して、『ビフォア ザ ストーム』も世界観を崩すことなく仕上げてくれたので、“全く新しい『ライフイズストレンジ』”を作ったらどうなるのか気になってたんですよね。
ナンバリングタイトルではありませんが、「Deck Nine Games」製の『ライフイズストレンジ』に期待しています!
今のところ日本向けのアナウンスはなし
残念ながら、これらは海外向けに発表されたもので、国内向けのアナウンスはまだありません。
ですが、今までのシリーズ全て、国内向けにローカライズされているので心配はいらないと思いますが、海外の発売日2021年9月10日よりは遅れる可能性は高いです。
PCでも配信されるので、できないことはないですが、国内版は気長に待つ必要があるかも?
これだけじゃない!リマスター版も発売へ
シリーズ第1作目『ライフイズストレンジ』と第2作目『ライフイズストレンジ ビフォア ザ ストーム』のリマスター版の発売が決定!
海外向けには『Life is Strange: True Colors』のアルティメット版に同梱されるとのことですが、単体でも今秋に配信予定とのことです。
対応プラットフォームはPS5 / PS4 / Xbox Series X│S / Xbox One / PCと『Life is Strange: True Colors』と同じ。
おそらく、高画質、高フレームレート、高速ロードに対応といったところでしょうか。
こちらも、海外向けのアナウンスとなっており、国内版のアナウンスはありません。
ですが、こちらもそのうち国内向けの発表が来そうっちゃ来そうですね。
テレパシー系の能力を予想していましたが、まさか他人を操作できるまでになるとは…!
物語自体はステフが成長している姿からして、『2』よりも後のストーリーになっていそうですね。
独立したストーリーのようですが、もしかすると『2』のあの兄弟の話題が『True Colors』でちょっと出たりなんてあるかも…?
そういえばロゴはリマスターにも共通する文字だけのものっぽいですね。ロゴが凝ったものになるという予想は外れてしまいした…。
リマスターともに日本向けの発売、正式発表早く来ないかなぁ。
※画像はアナウンストレーラーをキャプチャーしたものです。