【TEKKEN 8】何もかも進化した新次元『鉄拳』が楽しすぎる!【はじめました】

HASHIKI's ゲームプレイ日記

   

『鉄拳』シリーズ最新作、そして初の PS5 / Xbox Series X│S クラスになった『鉄拳8』遊んでます。

※本記事はストーリーのネタバレありません。

   

  

   

『バルダーズ・ゲート3』と並行してますが、レイナの正体が気になりすぎたのでとりあえずストーリーモード「The Dark Awakens」と各キャラ専用エピソードだけはクリアしときました。

この後は使いやすかったキャラでちょい練習してオンライン等で対戦できればと思ってます。

プレイヤー視点のストーリーモード「アーケードクエスト」もまだ始めてないのでボチボチ進めていきたいですね。

なので今回はストーリーやシステムなど『鉄拳8』の進化した部分についてがメインです。

   

対応機種PS5 / Xbox Series X│S / Steam
ジャンル3D対戦格闘
プレイ人数オフライン:1~2人
オンライン:最大6人
CEROD

 

すべてがド派手で最高峰の『鉄拳』

   

PS5 / Xbox Series クラスになったことで、美麗なグラフィックになったことはもちろん、システム、機能、音楽、エフェクト、演出などなど、多くの部分が進化しており、間違いなくシリーズ最高傑作といっても良いクオリティに仕上がっています。

シリーズごとに進化していくことで、初心者はとっつきにくくなっているイメージがありますが、その辺をアシストしてくれる機能も導入されており、古参、新参ともに楽しめる『鉄拳』になっています。

格ゲーとしてだけでは終わらず、『鉄拳』の象徴でもある三島家の親子「」と「一八」の死闘を描くストーリーも気合いが入っており、ストーリーを楽しむ目的でも十分と言えるほど。

過去一を極めた『鉄拳』なので、是非とも触れて欲しい対戦格闘ゲームの一つになってくれました。

 

しっかり作り込まれたストーリー

   

『鉄拳』っていつからこんな凝ったストーリーだったっけ…?」と思うぐらい、三島家の親子喧嘩が壮大。

『鉄拳5』あたりからストーリーが本格化し、『鉄拳7』ではついに、平八と一八の決着、そして『鉄拳8』では、仁と一八、そして突如現れた平八の面影を持つ麗奈が出てくるなど、ストーリーも面白くなってきました。

今作もストーリーモード「The Dark Awakens」がありますが、今までと違うのはプレイアブルキャラクターのほぼ全員が登場していたところ。(一部ストーリーの都合上操作できないキャラもいますが)

今までは、プレイアブルキャラクターの一部主体で構成された話だったのですが、今作は(結構無理やり)全員出してます。

個人的にメインのストーリーで全キャラが活躍するところを一番見たかったので多少ですが無茶苦茶な部分があっても概ね満足してます。シリアスとギャグを持ち合わせ、もう何でもありになってきた鉄拳らしさが発揮されたストーリーだったと思います。

全員が登場するからこそ、今作のストーリーは結構長め。この先も描かれると思っていたデビルの力や仁と一八の親子喧嘩も決着まで描き切り、相当気合いを入れた様子。

ストーリーが気になっても格ゲーは…という人向けにも後述のアシスト機能で誰でも楽しめる格闘ゲームになっているので、ストーリーを楽しむ目的で『鉄拳8』をやっても良いくらいです。

   

  

新しく導入されたアシスト機能が便利

   

今作からコンボを簡略化させたアシスト機能「スペシャルスタイル」を導入。

ボタン一つで、スタイルをいつでも切り替えられるので初心者にはありがたいシステムです。

一応コンボは練習して覚えるつもりだったので、アシスト機能は使うつもりはなかったのですが、試しに使ってみたら結構便利な機能でした。

   


   

小難しいコンボを覚える必要がないこの機能は、格ゲーが苦手な人にとってはとてもありがたい機能で、これによってある程度の経験者くらいと同じスタートラインに立てることができます。
格ゲーが得意な人も、苦手なキャラクター使いこなすきっかけにもなりますしね。

ここ最近の格ゲーはシンプルだった昔と違い、システムも作り込まれているので、今から最新作を始めようという初心者には敬遠されがちですが、それほど心配しなくても良さそうです。

慣れてくれば次第に必要なくなってくるし、入門機能としては中々画期的。

初心者と経験者との差を狭めるための措置として優れていますが、個人的にスペシャルスタイルというよりもアクションスタイルと呼びたいくらい格ゲーをアクションゲームのように楽しめた部分に感動しています。

先ほどの通り、最近の『鉄拳』シリーズはCG映画化やアニメ化もされるほどストーリーにも凝っており、ただの対戦格闘ゲームとしてだけ見られるのはもったいないので、このシステムで他ジャンル好きの人たちにも触れてもらえるようになるんじゃないかと思ってます。

格ゲーとしてのジャンルは保持しつつ、ジャンルの垣根を越えて…というよりも垣根を取っ払うような、そんな素晴らしいシステムだと思っています。

 

面白いが故に物足りなさを感じた部分も

   

いろいろと最高すぎる『鉄拳8』ですが、キャラクターのカスタマイズ機能が思ったほど充実してなかったような…。

新世代機になったからこそ、キャラクターの衣装や装飾品が増えたんだろうなーと思ってたんですけどそれほどでもなかったです。『鉄拳7』ではそんなことなかったんですけど。

といっても、この現段階のカスタマイズ機能を思う存分使って遊んでるベテランもいるので、欠点ではないのですが、個人的に少々気になった点ではありました。

今後のアップデートで改善されることを期待してます。

   

   

『鉄拳』のメインシリーズ第8作目と歴史が長いですが、ストーリーとかアシスト機能とか新しく『鉄拳』を始める初心者を大事にする『鉄拳』というイメージが強かったです。
新しい層を取り込みたいという思いからも一部キャラクターのイメージをがらりと変えたりしたのかも。