「スクウェア・エニックス」は、『FORSPOKEN』の開発元「ルミナス・プロダクションズ」を吸収合併することを発表しました。
「ルミナス・プロダクションズ」は、『ファイナルファンタジーXV』の開発チームの多くが集った開発スタジオで、AAAタイトルを開発するスタジオとして、資本提携を結んだ「スクウェア・エニックス」100%出資の子会社でした。
今回、2023年5月1日付で、「ルミナス・プロダクションズ」と「スクウェア・エニックス」が合併し、「スクウェア・エニックス」を存続会社として、「ルミナス・プロダクションズ」の全事業を引き継ぐことを発表。
この合併は、“現在推進中の中期事業戦略における「グループ内スタジオの競争力強化」に関する施策の一環”とのことで、AAAタイトルの開発力、エンジン開発などの技術ノウハウの融合し、ゲーム開発能力の向上を実現するためと説明しています。
「ルミナス・プロダクションズ」といえば、スタジオ第1作目となる『FORSPOKEN』でも使われた「Luminous Engine」
オープンワールドアクションRPGとして「Luminous Engine」を使用したクオリティの高い作品を世に出しましたが、その評価は肝心のゲーム性によって賛否両論となっています。
計画されていた『FORSPOKEN』のDLCに関しては、引き続き開発中であり、合併による影響はなさそうです。
スタジオ1作目を出したばかりの吸収合併となりましたが、今後「Luminous Engine」とスクエニの技術力の融合で、ゲームエンジンが更なる進化を遂げることに期待ですね。
「ルミナス・プロダクションズ」のチームは『FFXV』の開発メンバーが大半らしいので、結局のところ古巣に戻るってことになるのでしょうか。
そういえば、ルミナスと聞くとかつての「ルミナス・エンジン」で作られたデモ映像を思い出します。今思えば『FORSPOKEN』ってこれが元になってそうですよね。