【FF7 リメイク】サントラを聴き直すと改めてわかる膨大なBGMの量

FINAL FANTASY

 

FINAL FANTASY VII REMAKE』(以降『FF7 リメイク』)が発売されてから8か月経ち、今までに発売されたサウンドトラックはアレンジ作品を含めると4作品となっています。(レコード盤やコンピレーションアルバムを含めると6作品)

 

  • FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』※初回生産限定版あり
  • FINAL FANTASY VII REMAKE Orchestral Arrangement Album』※アレンジ作品
  • FINAL FANTASY VII REMAKE ACOUSTIC ARRANGEMENTS』※アレンジ作品
  • FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack Plus

    全て発売中。

 

『FF7 リメイク』は、『FINAL FANTASY VII』のリメイクシリーズ第一作目ではありますが、楽曲の量が膨大であり、サウンドトラックは、分作といえど普通のゲーム一本分を優に超えるほどです。

今回は、そのアレンジ作品を含めたサウンドトラックの紹介をしていきます。※リメイク版のみ

 

FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack

こちらは、『FF7 リメイク』のオリジナル・サウンドトラック第一弾
厳選された楽曲をCD7枚にもおよぶボリュームで収録しています。(初回限定版にはゲーム中のジュークボックスで聴ける楽曲を一部収録したボーナストラックCD1枚付き)

このサウンドトラックで一つの『FF7 リメイク』の物語を追体験できそうなほど、膨大な楽曲が序盤~終盤のゲームの流れに沿って収録されています。
CD7枚にみっちり楽曲が収録されていることを知って、改めてゲーム楽曲の数が膨大であったと感じるサウンドトラックとなっています。(それでも収録しきれていない楽曲も一部あります。)


こちらのサウンドトラックには、「プレリュード-再会-」「腐ったピザの下で」「不安な心」「片翼の天使-再生-」といった原作のアレンジ楽曲の収録はもちろん、「アバランチのテーマ」「ジェシーのテーマ」「陥没道路」「ウォール・マーケット」、そして主題歌「Hollow」などの新規楽曲も多数収録。

私個人のオススメ楽曲は、ギターサウンドでさらにかっこよくなった「タークスのテーマ」、ベグ盗賊団のアホっぽさがよく表れている「虐げられた民衆」、新規楽曲では「ジェシーのテーマ」「陥没道路」「インフィニットエンド」です。

※収録しきれていない一部楽曲は後述の『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack Plus』に収録。

FINAL FANTASY VII REMAKE Orchestral Arrangement Album

 

こちらは、『FF7 リメイク』の楽曲のオーケストラアレンジアルバムです。

  • プレリュード -再会-
  • オープニングメドレー
  • 教会に咲く花
  • タイトロープ
  • ティファのテーマ -セブンスヘブン-
  • 闘う者達 -バトルメドレー-
  • 神羅のテーマ
  • ハンドレッドガンナー
  • 運命の番人 -特異-
  • FFVIIメインテーマ
  • 片翼の天使 -再生-

以上の11曲がオーケストラでアレンジされています。

収録楽曲は少ない方ですが、フルオーケストラによるアレンジは、やはり迫力がありますね。
ゲーム進行に合わせて作られている楽曲を聴きやすいようにアレンジされているので、オーケストラ好きはもちろんBGM好きの方も必聴です。

しかし、最近のゲームはオーケストラによる楽曲収録は当たり前のように行われているので、正直オリジナルサウンドとそんなに遜色はないのですが、オーケストラによる迫力と空気感を感じたいならこちらもオススメです。

私個人のオススメは、「片翼の天使 -再生-」です。
原曲は10分超えていて一曲聴くのも結構時間がかかるのですが、このオーケストラアレンジは約5分ほどと短くまとめられていて聴きやすいです。何より、迫力はやはりこちらの方があって、セフィロスの“圧倒的ラスボス感”を感じたいならこちらのオーケストラアレンジの方が合っているなぁと思いました。

FINAL FANTASY VII REMAKE ACOUSTIC ARRANGEMENTS

 

こちらは、アコースティックアレンジアルバムです。
弦楽器を中心としたアレンジとなっており、落ち着いた曲から超絶技巧な激しめな曲も楽しめるアレンジ作品です。

  • プレリュード -再会- ~ 爆破ミッション
  • ティファのテーマ -セブンスヘブン- ~ FFVIIメインテーマ -七番街スラム-
  • ジェシーのテーマ
  • タークスのテーマ
  • 更に闘う者達 ~ 闘う者達
  • エアリスのテーマ -ただいま-
  • 真夜中のまちぶせ ~ 陥没道路
  • 亡霊の悪戯 ~ グロウガイスト
  • J-E-N-O-V-A -胎動-
  • 片翼の天使 -再生-

以上の10曲を収録。

こちらはアコースティックアレンジとなるため、先ほどのオーケストラアレンジよりは落ち着いた雰囲気の曲が多いです。

アレンジ色が強めで、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の音楽の雰囲気をイメージするとわかりやすいかも。
弦楽器の良さを改めて再確認できました。
落ち着いた雰囲気の曲を楽しみたいなら断然このアコースティックアレンジがオススメです。

私個人のオススメは、「真夜中のまちぶせ ~ 陥没道路」です。
「陥没道路」が好きって理由もあるんですが、明るめな曲だったものが、こちらでは“明るめだけど静か”な曲になっていて新鮮な気持ちで聴けました。

FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack Plus

 

こちらは、『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』に未収録だったカットシーン楽曲を中心に集めたオリジナル・サウンドトラック第二弾です。こちらもCD4枚組と大ボリューム。

オリジナルサウンドトラックを聴いた時に、「あれ?あの曲はないの?」「この先は未収録なんだ…」「このverがあってもあのverがない!」となった方もこちらで解決するので聴いて欲しい作品の一つです。

未収録のカットシーン中心の楽曲となっていますが、タイムアップver、成功ver、バトルエディション、ゲームオーバーverといった細かいところまで楽曲収録されています。

私個人のオススメは、「走れ走れ走れ!(ヘリガンナー戦)」「タークスのテーマ:ルード」「レッドXIIIのテーマ -見ての通りの生き物-」です。これ聴きたかったんだよね!といったものたちです。
あと、「非情な階段」も収録されています…。聴くだけで疲れてきそう。

 

 

改めて見てみると、こんなに楽曲あったのね…と圧倒されてしましました。
原作ファンも納得のアレンジの他、新規楽曲も良い曲ばかりで名曲揃いの『FF7 リメイク』はサウンドトラックだけでも楽しめちゃう素晴らしいゲームです!
こんなに楽曲収録しちゃって2作目以降はどうするんでしょうね…?もちろんまだアレンジされていない曲もありますが、結構出尽くしているような。
新規楽曲たちもゲームの雰囲気を全く崩さず馴染んでいるので、アレンジもいいけどこの作曲メンバーの新規楽曲をもっと増やして欲しいとも思います。