コーエーテクモゲームスは、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』が全世界累計出荷本数300万本を突破したことを発表しました!
ゼルダブランドの力も相まって、1タイトルでの300万本の出荷達成は、『無双』シリーズ初の快挙となったようです。
この『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』から100年前の「大厄災」がストーリーの軸となっており、発売前は4人の英傑たちやゼルダ、若い時のインパを操作できることが話題になりました。
今回は、ここまでの出荷本数を叩き出した『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の、物語の中盤までをプレイした感想になります。(つまりまだクリアしていません…!)
ちゃんと『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を継承している!
多少のオリジナル要素やアレンジはありつつも、『ブレス オブ ザ ワイルド』の世界観、グラフィックやサウンドを完全再現しており、無双でもあり、ちゃんと『ゼルダの伝説』にもなっているのです!(任天堂からの素材提供などはあるでしょうけど)
さらに、無双アクションに各キャラクターに沿った固有アクションや「シーカーストーン」を使ったアクション、ジャスト回避からのラッシュなど、アクションも継承しつつ、簡易的ではありますが「料理」システムも組み込んでおり、見事に“ゼルダ無双”として違和感なく仕上がっています。
『ゼルダの伝説』ファンでも難なく入り込める
比較的、『無双』よりも『ゼルダの伝説』を意識して作られているかなと感じます。
無双シリーズはだいぶプレイしていない(というかほぼ未プレイに近い)のですが、操作がシンプルで、ちょっと初見では複雑に感じた「シーカーストーン」アクションや「魔法ロッド」も慣れれば問題なく、すんなりとゲームに入り込めました。
『ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイ済みのファンは、違和感なく楽しめる作品だと思います!
「良い点」があれば「悪い点」も…
『無双』ファンとしては、細かい部分の説明が省かれているので「???」となってしまうかもしれません。
ゲームのストーリーが『ブレス オブ ザ ワイルド』をクリアしたファン向けに作られているので、未プレイだと序盤からいきなり置いてきぼりになってしまうかも…。
“物足りなさ”を感じてしまう
操作がシンプルで遊びやすい反面、「単調」と思うかもしれません。
雑魚敵を薙ぎ払う→たまに中ボスを倒す→ボスといった流れが決まっているので、『無双』ファンにとっては“いつもとやることが一緒”ということになってしまうでしょう。
ひたすらボタンを押せば何とかなってしまうのには、物足りなさを感じてしまうかもしません…。
フレームレートが安定しない
フレームレートが落ちてカクつく箇所があります。
やっぱり敵が画面いっぱいに映るほど多いとカクつく場面に出くわします。正直、Switchの性能の限界を感じざるを得ませんでした。
これで遊べないわけではないし、その辺はしょうがないと思ってプレイしていましたが、PS4やXbox Oneで無双を楽しんできたユーザーからすると気になってしまうかな?と思いました。(そのクラスの無双をプレイしたことはありませんが…。)
結論として…。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ファンは納得のいく作品になっているはずです!
気になっていた100年前の「大厄災」の真相を、無双シリーズの爽快アクションで楽しめます!
ただ、“無双”としてプレイすると物足りなさを感じてしまうかもしれません…。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』クリア済み、無双は(ほぼ)未プレイの私自身、物語の中盤ではありますが、だいぶ楽しませていただいています!
これからこの「厄災ガノン」がどう絡んでくるのか…気になるところです。
前作の『ゼルダ無双』は未プレイだったため、こんなに無双とゼルダが合うのか!と感動してます!開発陣の『ブレワイ』熱を感じる作り込みです…!
あとシーカーストーンを使うために必須の小っちゃいガーディアンがかわいいです。