「インタラクティブ・ストリーミング・シリーズ」という新しい形の『サイレントヒル』シリーズの最新作『SILENT HILL: Ascension』の新トレーラーが公開となりました。
「Genvid Entertainment」と「コナミ」によるインタラクティブ・ストリーミング・シリーズとなる『サイレントヒル』
この『SILENT HILL: Ascension』の舞台は世界に広げ、世代を超えた複数の主人公が恐怖やそれぞれのトラウマに立ち向かうストーリーとなります。
そのストーリーの行方は数百万人の観客の行動で変わり、この物語の運命と結末はプロジェクトのクリエイターでどうなるのかわからないとのこと。
自身で主人公を操作しクリアまで導くゲームとは異なり、『サイレントヒル』ファン自身が物語を形成する一部となれる何とも特殊な『サイレントヒル』
「インタラクティブ・ストリーミング・シリーズ」と聞いてもあまりピンと来ない方も多いかもしれませんが、この『SILENT HILL: Ascension』を「コナミ」と共同開発する「Genvid」は、Youtubeなどのゲーム配信、ライブ配信で視聴者が干渉できる機能を組み込む「Genvid SDK」を提供している企業です。
「Genvid SDK」は次世代のゲーム配信技術であり、これが『SILENT HILL: Ascension』にどう干渉するかというと、例として複数のキャラクターが登場する本作を視聴する際、見たいキャラクターを任意で切り替えたり、画面視点を変えたり、キャラクターの状態、状況を確認できたり、通常のゲーム配信ではできないことができるかもしれないということ。
視聴型とはいえ、『SILENT HILL: Ascension』は誰かのゲームプレイ配信ではないため、これ以上の仕掛けが用意されている可能性は十分にあります。
キャラクターの行く先や運命を投票で決めたり、クリーチャーからの逃れる突破口をあたえたりとかそんなことができそうですね。
今回は、シネマティックトレーラーなので肝心の「インタラクティブ・ストリーミング」の内容についてはまだわかりませんが、複数発表された『サイレントヒル』シリーズの中で一番早く動きがあったので他の作品よりも提供される時期は早いかもしれませんね。
インタラクティブ・ストリーミング・シリーズといっても「Genvid SDK」に触れたことがないのでイマイチしっくりこないのですが、ゲームに例えると数百のプレイヤーで楽しむ『デトロイト:ビカムヒューマン』みたいな印象でしょうか。
どうにもイメージしにくい『サイレントヒル』なので内容の詳細を早く発表してほしいです。
ソース「ファミ通.com」
※画像は「SILENT HILL: Ascension 新トレーラー公開 (4K:字幕付) | KONAMI」をキャプチャーしたものです。