インディーゲーム第2弾!『Sea of Solitude』トロコンしました!
トロコンの難易度は…
普通にクリアすればだいたいのトロフィーは埋まってしまう感じでした。収集物の瓶入りメッセージを全て集める「瓶詰め」とカモメを全て追い払う「カモメの群れ」が事前情報がないと時間かかると思いますが、頑張れば取れます。問題なのは、この瓶入りメッセージとカモメのすべてを位置を記載した攻略サイトが日本にはないっぽいんですよね…。(あったらごめんなさい。)
そういった意味での★2なんですけど、内容的には★1でもいいかなってくらい簡単でした。
ちなみに、「瓶詰め」「カモメの群れ」はYoutubeで海外の方の動画を参考にして獲得しました。
長い距離を~系は少々時間がかかります。特に長い距離を泳がなければならない「マーメイド」、自由に泳げる場所が限られてる中で思ったよりも長い距離泳がなければならないです。
ネタバレなしのレビューはクリア報告時にあげています!
舞台は主人公の内面を具現化したものだった
美しい海も、怪物が泳ぎだす暗い海も、主人公を導く少女も、見覚えのある怪物も、主人公が怪物になりかけているのも、全て主人公の内面を表しているものでした。
一見、自分に近い人たちを助ける物語に見えますけど“自分と向き合うための世界”なので結局は全て自分の内側の問題だったのですね。
主人公ケイの弟が登場したあたりから察していましたが…。
やたら罵ってくる怪物も自分自身というだったわけで…そんな自分の心の闇と向き合う大切さを教えてくれるゲームでしたね。
ストーリーはシリアスで奥深いものに
“自分と向き合う”という難しいテーマなのでストーリーは深く中々凝ったものでした。
全ての事柄が主人公に直結していき、自分を見つめ直していく…。
ちょっと自分中心なところも最終的には改善…というかそういう自分であると理解することで、今後の彼女の人生も良い方向へ変わっていくのかなぁと。
過ちはあっても、家族のためにひたむきに頑張ろうとする主人公は、結局のところ良い子だったと思います。
これから家族にはもっと気遣ってあげてほしいですね。特に弟。
1人だけ救えなかった怪物の行方
主人公が唯一救えなかった怪物…恋人のジャックですね。
彼のことになると他が見えなくなるようなほど主人公にとって関わりのある人物(怪物?)なのですが、結局のところ、彼だけ人間に戻っていない、つまり救えてないんですよね。
なんか病的なところもあるし…彼側にも何かしら原因があったような描写はありましたが、結局のところ分からずじまい。
エンディングを観て、彼自身も自分と向き合わなければいけない内の1人だったんだなと察することができます。
果たして、彼自身が自分と向き合う、あるいは彼を救う物語が今後登場するのでしょうか…?
『Sea of Solitude』は、語ろうとすると結構長くなりそうなので、別で考察記事的なのを書きたいなと思っているので今回は手短にしておきました。
最近になって追加要素を含めたディレクターズカット版がSwitchで登場しているので、もしかすると続編の布石…だったりするかなぁと期待しているんですけどどうでしょう…。
ゲームデザイン的にはシンプルですけど、個人的に好みにも合ってて結構面白かったので続編出て欲しい…。
『コーヒートーク』と共に何気なしに購入したゲームがどちらも個人的に当たりでした。
インディーゲームって触れる機会が少なかったんですけど、遊びやすく手にしやすい、そして名作もある…ということで今後も積極的にプレイしていきたいと思っております。
Twitterでも言ってましたけど、なんとも言えない表情をする弟君がお気に入りでした。ぬいぐるみ欲しいです。