PS4史上最高と言っても良いくらいの美しいグラフィックも相まって、フィクションながらも現実世界のようなリアルな世界観に仕上がった【The Last of Us Part II】。
細かいところまでリアルなこのゲームに、1つ気になることが…。
このゲームには工作することで救急キットや爆弾を作りだせる“工作アイテム”があるのですが、その工作アイテムの内の1つに容器(ペットボトル)と布で作れる「サイレンサー」があります。
ですが、ゲームをやって思ったことがあります。
「どこでも手に入るような素材で作ってるのに、本当にサイレンサーの効果あるんか?」と…。
サイレンサーっていうと、真っ先に「MGS」シリーズや「バイオハザード4」のウェスカーを思い浮かべてしまいます。
どちらのゲームも、ちゃんとピストル用に作られたサイレンサーなんですけど、『ラスアス2』のように“ペットボトル”と“布”でサイレンサーって作れるんですかね…?
『ラスアス2』のペットボトルサイレンサーがこちら↓
実際のところ、ペットボトルでサイレンサーは作れるようです。
ペットボトルサイレンサーを使っている動画も存在します。
ご丁寧に作り方も教えてくださるこのテンション高めな男性が、実際にペットボトルを使用し、サイレンサーを作っています。(ペットボトルを重ねたり、テープでぐるぐる巻きにしたりと作り方はゲームと違います。)
結論、動画で見ると消音効果がわかりにくいですが、ちゃんと効果はあるようです。
『ラスアス2』の場合、工作に使うアイテムが“容器”と“布”であることから、ペットボトルに布を仕込む(巻きつける?)ようにして使うのではないでしょうか。
銃口から放出される高圧のガスと弾丸によって破裂音が生じるため、その放出を抑える空気室のようなものを先端に取り付けることで、銃声は軽減されるようです。(あまり詳しくないで簡単に)
ただ、ペットボトルサイレンサーのような簡易タイプは、ちゃんとしたサイレンサーではないため、でかい銃で使うと一発で吹き飛んでしまうみたいですね。
『ラスアス2』でも数発撃つとすぐ壊れてしまう設定です。
ただ、発砲音を完全に封じ込めることはできない様子。
実際のサイレンサーもそうですが、ゲームのように完全に音が聞こえなくなることはなく、使用者の聴覚、視覚の保護が主な目的なんだとか。
ということで…
ペットボトルで作るサイレンサーには消音効果はあるが、そもそも完全に発砲音を消すサイレンサーはない。
という意外な答えに辿り着きました。
数多くのゲームが発砲音の完全な抑え込みに成功していますが、遠距離ならまだしも、敵の近くで使用して全く気付かれないことはほぼないっぽいです。あくまでフィクションとして受け入れましょう!