【Marvel’s Spider-Man】オープンワールドアクション×スパイダーマンの相性良すぎな傑作！【Miles Morales】

『ラチェット&クランク』シリーズでも知られる「インソムニアックゲームズ」と「マーベル」そして「ディズニー」の共同開発により実現したマーベルヒーロースパイダーマン(ピーター・パーカー)を主人公としたオープンワールドアクションゲーム『Marvel’s Spider-Man(リマスター版)』とその続編にあたるマイルズ・モラレスが主人公の『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』をクリアしました！

『Marvel’s Spider-Man 2』の発売が迫る中、神ゲーと評されていたあの『スパイダーマン』をPS4版の発売から5年経過してやっとプレイすることができました。

きっかけはその『2』の発売が間近になったことで本編だけでもクリアしておこうと思ったのがきっかけでして実はそれまでずっと積んでいました(^^;

『Miles Morales』とそのUltimate Editionにセットになっていた初代のリマスター版を続けてプレイして２作ともクリア。『2』の発売までにはギリギリ２作ともクリアすることはできました。(ちなみに現時点で『2』もすでにクリア済)

まさに【スパイダーマン】ゲームの完成形！

“スパイダーマンになれる”を実現したゲーム！街を飛び回りながらヒーローとして治安を守ったり、アイテムを集めたり、サブクエを進めたりと、ヒーローとしての活動を自由に体験できます。

“ヒーロー”なので民間人に手出したり法に触れることは(極力)してませんが、それでもスパイダーマンとしての“自由”を体感できます。そのすべてが楽しい。

PS4になって制限なくスパイダーマンが出来うることをやっと実現できたって気がしますね。(そしてPS5でさらにブラッシュアップ)スパイダーマンってゲームにするとこんなに楽しいもんなのか、とインソムニアックゲームズの開発力に脱帽しました。

スパイダーマンにわかな自分でも相当楽しめてスパイダーマンというヒーローが好きになれた作品だったので、全然スパイダーマンを知らなくてもゲーム自体が面白いからスパイダーマンのゲームってこんなに楽しいんや…！って思うはず。

ロードはほぼなし！オープンワールドでストレスを全く感じない

あまりにも自然にゲームが進みすぎてロードがほぼ皆無なのことに気が付けなかったです。

人と車の行き交うあんなだだっ広いニューヨークシティを最速で移動しまくってもロードというものを感じさせないのはPS5だからなのか元からこのゲームがすごいのか…。

それもあって『Marvel’s Spider-Man』の醍醐味の一つ“ウェブ・シューター”によるニューヨークの街を縦横無尽に駆け巡れる移動が楽しい。自分の匙加減でスピードを出したりしたり上昇したり、高速移動や方向転換も自在にできるので画面越しでも自分がスパイダーマンになったような感覚を味わえます。

オープンワールドゲームは移動が退屈だと大部分がそれで占めてしまうため、移動を楽しめることが肝心。『Marvel’s Spider-Man』は確実にその問題をクリアしていました。

ピーター＆マイルズの主人公が良いキャラしてる

『Marvel’s Spider-Man』の主人公ピーター・パーカー、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』の主人公マイルズ・モラレス、2人とも性格の良い愛されキャラで魅力的な主人公です。

陽気だけどヒーローとしての信念はしっかりある性格が、みんなのスパイダーマンのイメージ像にぴったり当てはまるのでゲームオリジナル設定でもこの２人に愛着が湧き好きになる人も多いと思います。

また、どちらも気さくで優しいヒーローに向いた似た性格をしているのにキャラが被っていないのが良いですね。

『2』では、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というテーマの通り、彼らの心を揺さぶるような展開が多めに盛り込まれており、ヒーローとしての信念の強さをより一層感じられて、より好感を持てると思いますよ。

【スパイダーマン】完全初見だとわからないことが多い

『Marvel’s Spider-Man』をプレイ開始した時点でピーターはスパイダーマンとしての活動を数年行っている状態で何人かのヴィランがすでに捕まっていたりと、年齢も時代も漫画や映画とは若干違うオリジナル設定になっています。

「スパイダーマンは映画でも何作も出てるしだいたいのことはもう知ってるよね？」という状態から始まるので、トビー・マグワイア主演の映画くらいしかちゃんと観ていない自分にとって、「この人誰？」とか「その人ってそんな設定だったっけ…？」とか時系列もよくわかんなくて最初「？？？」な状態が続いていました。

マイルズ・モラレスに至っては「誰…？てかスパイダーマンって2人いるの？？」って感じだったので、この『Marvel’s Spider-Man』のシリーズを理解するまでは何となくの雰囲気で楽しむことに。

なのでストーリー中も疑問符が邪魔をして頭に入ってこない情報が結構多かったです。にわかな私がだいたいの設定を理解できたのはオクタビアス博士がドクター・オクトパスとして覚醒したあたりで「あー映画でよくみたヴィランってもう捕まってんだ」と思った時ですね。メインストーリーしか追ってなかったので詳しい背景を知らずに進めてたので余計にそう思ってしまったのかも。

スパイダーマンを知らないって人って日本でももうそんなにいないと思いますが、スパイダーマン完全初見状態でこのゲーム始めるとチンプンカンプンなまま始めることになりそうです。

オススメするなら

• スパイダーマン好きなら間違いなく買い！
• スパイダーマン知らなくても興味あるならある程度大丈夫
• ヒーローを体感したい人にオススメ
• オープンワールドアクションを楽しみたいならこれ！
• スパイダーマン抜きにしてもアクションゲームとして十分面白い

「なぜ今までプレイしてこなかったのか」と自身に問いたくなるゲームがまた増えました。

映画はそれなりに見てきてスパイダーマンはマーベルヒーローだよねくらいの認識でしたがゲームで一気ファンになっちゃいましたね。とにかく街中を飛び回るのでもう楽しいのよ。

現在すでに『2』をクリア済ですが、この２作をも超える超大作だったことをひしひしと感じております。