11月11日に PS5 / PS4 / Xbox Series X|S / Xbox One / Switch / PC 向けに発売された『グランド・セフト・オート：トリロジー：決定版』に技術的問題が生じ品質に影響が出てしまっていることを開発元の「ロックスターゲームス」が謝罪する事態となっています…。
この“技術的問題”というのは、オリジナル版になかった多くのバグや一部演出の劣化など。
リマスター作品ということで、グラフィック、操作性などオリジナル版と比べて大幅に改善されているのですが、肝心のゲームプレイに支障が出る数々のバグが発生しているようで、発売当初から低評価の嵐となっていました。
この事態を受け、急遽「ロックスターゲームス」はRockstar Storeで販売停止していたPC版オリジナル版3作品を再販すると発表。
Rockstar Storeでリマスター版を購入したユーザーには追加料金なしで配布予定となりました。(Rockstar Games Launcher上で受取)
ただし、コンソール版を購入したユーザーに向けては今のところ対応の予定はないようです。
グラフィックの大幅改善によって進化を遂げた『グランド・セフト・オート』3作ですが、中身の品質を指摘されるという何とも皮肉な結果に…。
しかし、この問題に対応すべくパッチをすでに配信しており、約50以上の問題を修正しているとのこと。
ただ、技術的問題の一部であった“雨”の表現についても改善を試みているようですが、まだ完全には修正しきれていない様子。
『サンアンドレアス』のフリント郡の橋が見えない問題については、解決していないとの声も…。
発売前の期待の声に反して、発売当初はPC版が購入できない状況に陥ったり、Switch版のクオリティについても不評で、そこに今回の問題…結果、散々な出だしとなってしまった『グランド・セフト・オート：トリロジー：決定版』。
今後の対応としてパッチで修正する方針でいるようですが、今回の結果が今後に大きく影響していくと思うので、どこかで挽回しないとマズそうですね。
どうしたロックスター…。せっかく良い具合にリマスターさせても肝心の中身に問題あったらいけませんもんね…。発売前の期待値がデカすぎたのもありそう。
ただ不満の声が続出しているようですが、バグに関しては待っていればパッチでなんとかなりそうですね…多分。
ソース：「GameBusiness.jp」「VGC」
