PS5 / PS4 / Xbox Series X(S) / Xbox One / Switch / PC 向けに発売された『グランド・セフト・オート：トリロジー：決定版』のSwitch版の評判があまりよろしくないようです…。
「VGC」のSwitch版レビューによると、リマスターの恩恵を受け切れていないようです。
改善されたキャラクターのテクスチャも他機種に比べると若干劣っているとされ、20fpsまで落ちることもあるフレームレート、長いロード時間などあまり評価が良くありません。
グラフィックなどには性能的にどうしても優劣が出てしまうことは仕方ないことなのですが、比較動画を見ても分かる通り、解像度、ライティングなどに大きな差で出てしまっています。
リメイクに近いリマスターの出来が本作の評判の良さなので、その良さが若干失われてしまっているのは少し残念ですね…。
さらに、2021年12月7日(火)に発売予定のパッケージ版は一定以上の空き容量とインターネット接続およびゲームデータのダウンロードが必須となるため、そこも注意が必要です。(PS4版も同日発売)
しかし、Switch版にはジャイロ標準、タッチスクリーン操作などの機能に対応、そして何といっても携帯ゲームとして手軽に遊べるというSwitchならではの利点があります。
Switch版の購入を検討されている方は、自分の一番遊びたいスタイルと、他機種とのある程度の差は覚悟した上で『グランド・セフト・オート：トリロジー：決定版』を購入した方が良さそうです。
いくらPS2ゲームのリマスター作品といえど、ここまで作り変えているとやはりPS4やXbox Oneと比べると劣化してしまう部分は出てきてしまうようです。
Switchの手軽さ重視なら問題ないですが、せっかくここまでリマスターされた作品ならその真髄を味わえる機種で遊びたいですよね…。
“遊び”に特化したSwitchと“品質”に特化したその他の機種…。どちらを選ぶかはプレイヤーのスタイル次第でしょうか。
