今回よりプレイレビューということで、クリアする前にゲームレビューを始めたいと思います!
全てを語るのはクリアしてから…という心情でいたのですが、発売日からだいぶ経過してしまうので、すぐにどんなゲームか知りたい方にとってクリアしてからだと今更感が否めないなぁと…。
こちらも、クリアレビューと同様、なるべく“ネタバレなし”で、かつ思うがまま記事にしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。m(_ _)m
記念すべき初プレイレビューとなるゲームはSwitchで発売中の『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』(以下『スカウォ』)です。
2011年にWiiで発売された『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』のリマスター、かつSwitchに合わせた操作性に改良したものになります。
『スカウォ』自体は、オリジナル版をWiiでプレイ、そしてクリア済みです…が、当時遊んだ頃は、1回クリアした程度でその後プレイすることなく今に至っており、内容については所々(というか結構)抜けてます。
「あれ…こんなステージあったかな…」とか「こんなキャラいたっけ?」といった状態ですね。(そのおかげで逆に新鮮な気持ちで遊べてますが)
唯一はっきり覚えているのが、ラスボスの姿とWiiコンを振り回すのが楽しかった記憶。
『スカウォ』は当初、Wiiで発売されただけに、まさしくゲームシステムはWii専用といった感じ。
Wiiリモコンの向きがそのまま主人公リンクの剣にそのまま反映され、リモコンを振れば振っただけ攻撃、振る方向も自由自在という、シリーズでも異彩を放つゲームシステム、自由度の高さは『ブレス オブ ザ ワイルド』の基盤ともなっています。
Wii仕様が故、移植が難しいとの噂もありましたが、SwitchのJoy-Conをうまく利用し、リマスター版を出すことを実現。当時のWii版のように遊べる他、プロコンにも対応させています。
私は普段Switchを遊ぶときは、プロコンしか触ってこなかったのですが、どうしてもプロコンだと操作が複雑になってしまうため、初めてJoy-Conで遊ぶことになりました。
そういえばオープニングはこんな始まりだったなぁ~としみじみしながらプレイ開始。
ちなみに、この段階ではプロコンで遊んでいたのですが、リンクが剣を使えるようになってから、剣をスティックで扱うのがどうも慣れず、Joy-Conに変更しています。
Joy-Conで遊んでみた結果…。
やっぱり直感操作は楽しいッ!!
Wiiの感覚に近いJoy-Conの方が、遊びやすいし楽しいです。
当時のあの楽しさが蘇ってきましたよ…!!
ロフトバードの操作もちょい苦戦しましたが、慣れると案外いけるもんですね。(腕捻りすぎて腱鞘炎になりかけましたが)
Wiiのときも鳥ちゃんの操作難しかった気がする。
ゼルダに父親がいたことは全く覚えていませんでした。こんな顔だったっけ。目が怖い。
そして、本作の頼もしいナビゲーター「ファイ」と出会ってからは、いよいよ本格的に冒険が始まります。
マスターソード誕生の話という、ゼルダシリーズで最も過去の話になるというのに、衣装はかっこよく古臭さを感じないですね。リンクってホントにこの衣装似合うなぁ。
というか、ファイがSiri並に万能すぎて技術的には最先端いってます。初代の話とは思えない。
そして、リンクの暮らす「スカイロフト」からダイブし、未知の世界といわれた大地へ…。
最初に出会うこの生物。
こんな愛くるしい種族もいたことも覚えていませんでした…。(ぬいぐるみが欲しい)
こいつらを見つけるミッションを終えるころには良い感じに操作も慣れ、良い感じでダンジョンへ突入。(この良い感じの親切設計はさすが任天堂)
本作のダンジョン(神殿)はそれほど難しくないですね。まぁまだ序盤だからってのもありますけど。
それでも今までより簡単に感じます。過去シリーズに比べ「マップ」が万能になってるおかげかもしれない。
ただ、隈なく周りを見ないと見つけられないようなギミックがあったりするのはとてもゼルダっぽい。そこは変わらないなぁと懐かしさに浸りました。
こいつは覚えてます。「ギラヒム」。ギヒラムとかギムラヒとかややこしくなってましたが、特徴的な姿なので覚えてますよ。
最初のダンジョンでいきなりこいつと戦闘。こいつの攻略方法を知れば何の問題もなかったのですが、それを見出だすまで時間がかかりすぎて、「え…これが最初のダンジョンのボス?」と思うくらい苦戦しちゃいました。
というか、本作のボスはWiiコン仕様の攻略方法となっているため、ちょっと特殊に感じるかも。
“剣の向きを合わせる” とかやると時、「Joy-Con」のジャイロ補正が正しくないとうまく機能しないので、咄嗟の時に困っちゃいますね。
ただ「Yボタン」で瞬時にジャイロ補正できるのはさすが。Joy-Conの欠点である補正ズレをうまくカバーできるようになってます。
ただこれも慣れてないと、いざという時にパニくっちゃうかも。
後のバクダン投げとかバクダン転がしも難しかった…笑。これは慣れるしかないかな。
操作が特殊なので、人によってはプロコンの方が遊びやすいと思うこともあるかも。
とまぁ、なんやかんやでダンジョン突破。
「オルディン火山」の大地の神殿も攻略し、今はいよいよ第3のステージ「ラネール鉱山」に向かうところです。
ここまで遊んでみての感想としては、「『スカウォ』ってこんなに面白かったっけ…?」って感じです。
Wiiの時の記憶がほぼないのもあるんですけど、Switch版の方が楽しめてる気がします。
過去作なので、『ブレス オブ ザ ワイルド』ほど、なんでもできる!という感じではないですが、今までの『ゼルダの伝説』感を残しつつ、自由度も増えた、まさに『ブレス オブ ザ ワイルド』の原型といった感じです。
ジャイロのズレが気になるところですが、うまくSwitchに合わせてくれてるので概ね高評価。
というか、Switchって普通にWiiのように遊べるんだなぁと感心してます。『トワイライトプリンセス』とも『ブレス オブ ザ ワイルド』とも違う、直感操作型の『スカウォ』。
シリーズの中でも異彩を放ちますが、これはこれでアリな『ゼルダの伝説』です!面白い!
この先、第3の神殿以降も結構長かった気がするので、この調子で楽しんでいけたらと思います!
シリーズっぽくないけどちゃんと『ゼルダの伝説』してる『ゼルダの伝説』。
『トワプリ』や『ブレワイ』のダークな雰囲気から一転、この『スカウォ』は“明るめ”な雰囲気です。
でも、マスターソード誕生の秘話という重要な位置づけにいるお話ですので、シリーズの起源を遊ばない手はないですよ…!(もしかすると『ブレワイ2』に繋がるかも…?)