数多くの名作を手掛けてきたゲームクリエイターの外山圭一郎氏が、SIEを退社し、新会社「Bokeh Game Studio(ボーカ ゲームスタジオ)」を設立したことを発表しました。
外山氏と『SIREN』や『GRAVITY DAZE』を共に手掛けてきた佐藤一信氏と大倉純也氏の3人で設立したゲーム制作スタジオとなります。
3名が手掛けてきた代表作はこちら。
外山圭一郎氏 → 『SILENT HILL』、『SIREN』シリーズ、『GRAVITY DAZE』シリーズ。
佐藤一信氏 → 『SIREN』シリーズ、『人喰いの大鷲トリコ』、『パペッティア』。
大倉純也氏 → 『SIREN』シリーズ、『GRAVITY DAZE』シリーズ。
外山氏のインタビュー記事(ファミ通.com)によると、「定年後もゲーム制作を続けるため、新会社設立に至った」「万人受けではない、違った切り口でゲームを作りたい。」という考えから、独立を選択されたようです。
ゲームスタジオの社名である『Bokeh Game Studio』の「Bokeh(ボーカ)」は、写真の“ボケ”が由来で、失敗としか捉えられていなかった“ボケ”を日本の作家が情緒を醸し出す演出として使い世界中で話題になったように、
「みんなが気づかなかったものに魅力を見出だして、世界にもその魅力を広げていくことに感銘を受けた」
ことから、“ボケ”の英語綴りである「Bokeh」となったようです。
主に“デベロッパー”としてゲーム開発に携わる予定で、既にコンセプトまで決まっている始動中のタイトルもあり、いろいろなプラットフォームで展開する予定のようです。
設立メンバー3名が手掛けてきた作品はどれも名作ばかり…!
このメンバーがどんなゲームを世に送り出すのか期待が高まりますね!
公開中の映像「A New Chapter – Bokeh Game Studio」には、コンセプトアートのようなものがちらちら映っていますが、この始動中タイトルのものなのでしょうか…!
コンセプトアートの雰囲気もそうですし、3名とも、あの名作ホラーゲーム『SIREN』を手掛けてきているので、もしかするとホラー路線のものを開発しているのかもしれませんね…!