「The Game Award 2024」にて突如セガより発表された「龍が如くスタジオ」の新作『Project Century』
大正時代の日本を舞台とするアクションゲームは果たして完全新作なのか、それも『龍が如く』シリーズの新作なのか気になるところです。
1915年大正時代ということで1988年以降の神室町がメイン舞台だった『龍が如く』とは雰囲気が異なるものの、アクション部分は『龍が如く6』『極2』や『ジャッジメント』シリーズに似たものになっています。
大正時代という今まで描かれてない時代ではありますが、『ジャッジメント』シリーズのように新作でも『龍が如く』と世界観を共有する可能性は十分あるので、『龍が如く』シリーズであると仮定してこのトレーラーを紐解いていきます。
大正時代は明治と昭和の間、1912年に大正となったため、1915年は大正時代に入ったばかり。1914年に第一次世界大戦が勃発したため、経済が発展する直前の時期となります。
大正時代ということで、アスファルトで舗装されておらず、電車が街のど真ん中を走り、建物も木造で屋台もならぶ時代を感じる街並み。
人々は着物だったり洋服だったり和洋折衷で、上裸で入れ墨を見せびらかせていたりと今じゃ考えられない、まさに昔の日本。
主人公らしき人物の名前は明かされず、誰かもわからない状態ですが、突然殴りかかられたり、襲われたりと人から恨みを買っている様子、そしてそれらを跳ねのけるほど喧嘩が強そうな雰囲気。
女性と肩を寄せながら2人で歩いていたりとプレイボーイな一面も見えます。
アクション部分を見ると、素手の他、武器を使って平気で殺人になりえる攻撃をしているのでかなりバイオレンスなアクションになりそう。素手よりも武器を持つシーンが多いので、『龍が如く 維新』みたいに武器メインなバトルになることもありえるかも。
2m以上もあるような大男とのバトル。『龍が如く』でもこんな大男中々いないですね。
主人公の背中に描いてある「八島貿易會社(会社)」も気になる部分の一つ。『龍が如く6』では造船会社が実はそんな組織だったってこともあったので、『龍が如く』シリーズに繋がる作品になるなら、これが「東城会」の前身になるじゃないか?なんて噂も。
となると東城会の初代会長「東城 真(とうじょう まこと)」が頭をよぎりますが、1988年の『龍が如く0』で三代目会長が指名されたこと踏まえると、前身とはいえ大正初期で東城会ができるのは早すぎる気も。巨大極道組織といえば「近江連合」もいるので、この辺は主人公の詳細が判明したらわかりそうですね。
ただ、初代会長「東城 真」に、二代目会長(『龍が如く0』で東城会を仕切っていたのは二代目代行)もほとんど描かれていないので、東城会初期の話はどこかで明らかにして欲しいところです。
『龍が如く』と繋げようとトレーラーをまとめると、この『Project Century』は「東城会」や「近江連合」といった極道組織発足の起源となるストーリーとなり、「東城会」の話になるなら、この八島貿易會社に勤める主人公は東城会の初代会長「東城 真」(もしくはそれに関わる人物)になるんじゃないか、そうなると、舞台は大正時代の神室町になることもおかしくないですね。
ちなみに、『維新』や『見参』みたいなパラレルワールドもありえるけど、時代設定が微妙なとこなので、その線は考えていないです。
時代設定が大正ということで、バブル時代が舞台の『龍が如く0』よりもバイオレンスで過激なゲームになりそうな予感がします。(個人的に初の『龍が如く』Z指定作品になって欲しい。)
今回は『龍が如く』として見てますけど普通に関係ない完全新作なんてこともありますね。
「龍が如くスタジオ」はこれの他、完全新作『バーチャファイター』の開発もしているので、かなり忙しそう。
雰囲気的に『ジャッジメント』シリーズのような新作アクションになりそうなんでかなり期待できますね。
※画像は「Project Century World Premiere Trailer from The Game Awards 2024」をキャプチャーしたものです。