]2024年5月10日にNintendo Switch / Steamで配信された『Little Kitty, Big City』を(名目上)クリアしたのでその感想を書き綴ってます。(今回はNintendo Switch版をプレイしています。)
対応ハード | Nintendo Switch / Steam |
プレイ人数 | 1人 |
ジャンル | アドベンチャー |
開発元 | Double Dagger Studio |
息抜きに遊べるほのぼのアドベンチャーとしては良作
主だったストーリーはなく、目的(クエスト)をこなしつつ、猫になって自由にオープンワールドの街を散策するゲームだと思ってください。
ゲームとして全体のボリュームを見ると物足りなかった気もしますが、元からそのような猫ライフを満喫することが目的なものだと思っていたので結果として概ね満足しています。
“家に帰る”というメインクエストそっちのけで、サブクエストをこなしていくこともできますし、収集アイテムの着せ替え帽子を集めることも一つの楽しみ。
着せ替え帽子の種類が豊富で、どれでもかわいいデザインなのでクエストそっちのけで集めたくなってきちゃいます。
せかされるような内容のクエストなどほぼないので息抜きに遊ぶのにはちょうどいいですね。
“家に帰る”ことを達成しようとすればあっという間に終わってしまうのですが、そこがゲームとしての目的ではないので、のらりくらりと街を冒険しましょう!
本作の魅力は猫を満喫できること!
ダンボール箱やゴミ箱に体ごと突っ込んだり、通行人にちょっかいを出したり、お昼寝スポットでお昼寝したり、小鳥を捕まえたり(キャッチアンドリリース)、意味もなくモノを落としてみたり、お魚を盗み食いしたり…猫になって街をマイペースに冒険できるという魅力を最大限に発揮。
クエスト進めるとエモートとフォトモードも開放されるのでスクショが捗ること間違いなし。
壁(ツタ)をよじ登って完全自由に探索できるのはゲーム後半になりますが、“家に帰る”というメインクエストをクリアしても街を探索することはもちろん可能です。
猫好きにオススメしたい猫のゆったりライフを体験するにはぴったりな作品でした。
魅力的な動物キャラクターがたくさん!
主人公のLittle Kityの他にも街には先輩猫がいたり、犬、カラス、タヌキ、カメレオンなどの動物たちとも会話が可能で、どのキャラクターもかわいく魅力的。
Little Kityに目がいきがちですが、他のキャラクターもゲームに欠かせない役割と愛嬌を持ち合わせているので自身の猫ライフと共に様々な動物たちでも癒されましょう…。
操作性は若干気になる部分が…
猫らしくヌルヌル、クネクネと動けるわけではなく、動きが若干硬く動かしづらいと感じることがあります。
主人公が猫ということで人や物の間をスルスルと走り回ったりできるのかなーと思っていたのですがそこまではいかないみたいです。
街の所々にKittyが嫌う水たまりがあるので街を猛ダッシュして駆け巡るというのも場所によってはちょっと厳しいかもしれません。
走った時の方向転換がしにくかったり、ジャンプが思ったようにいかなかったりする部分がありますが、基本的に素早い操作を求められるようなアクションゲームではないのでゲームを楽しむ上では特に問題はなかったですね。
ちなみにオープンワールドということでファストトラベル機能はちゃんとあるのでご安心を。
オススメポイント
- 街を自由気ままに冒険する猫ライフを満喫できる
- 猫になれたらやってみたいことがだいたいできちゃう
- メインキャラクターたちは魅力的な動物たち
- 着せ替え帽子が豊富で意外とやり込み要素もあり
- 街を探索するだけでも楽しめるアドベンチャーなので手軽にプレイ可能
発表当初から気になっていたゲームで、当時からイメージしていた通りなゲームでした。
開発が海外ということですがうまく日本の街並みを再現しているのには驚き。操作性の悪さと一部の翻訳(機械翻訳っぽい部分)を除けば十分楽しめるゲームでした。
ただ、Switch版の値段がSteam版と比べて高いということを購入後に知ったのでこれから購入する人はSteamの選択肢があるのならそちらが良いかもしれません。