発売からちょうど2周年目にして、やっと『龍が如く7 光と闇の行方』を始めました。
「PS Store」の半額セールで購入して以来、ずっと放置していました…ようやく『龍が如く』シリーズ最新作をプレイできます!
ちなみに、『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』という、海外版を日本向けにアレンジした最新ハード版の最新バージョンがあるのですが、これが発売されると知る前から購入してしまいました…せっかくPS5を手に入れたのにもったいない、やはりゲームは買ったらすぐやるのが一番ですゎ。
さて、本作から主人公交代、アクションからRPGになるということで、ちょっと取っ付きにくい部分はあったのですが、発売後のシリーズファンからの反応は概ね好評で、特にストーリーが良いとの声を多く聞いていたので楽しみではありました。
ソープで生まれ育った極道という特殊過ぎる経歴を持つ新・主人公「春日 一番」の物語は、2001年からスタート。
あの桐生一馬がまだムショにいる頃ですね。
一番も殺人の罪の身代わりとなり、10年以上ムショ暮らしとなってしまうところは、桐生さんに似ています。
一番がムショ暮らしの最中は、桐生 一馬伝説の真っただ中というわけですね。
出所後、一番に待ち受けていたのは所属していた荒川組どころか、東城会そのものがなくなってしまったという事実。これは、シリーズファンも同じく衝撃を受けたんじゃないでしょうか…。隠れているとかじゃなく完全にライバルの近江に乗っ取られていたので初代からプレイしてきた身としてはあの東城会なくなるというのは寂しい気もしました。
その後、親である荒川 真澄になぜか撃たれ、死にかけた挙句ホームレスになり、なんやかんやあっておっさん三人組で行動することになるとは…出所後からとんでもないことになっている一番…組のためといえど15年も耐えてきたのにそれを思いっきり裏切られる悲惨な目にあってて可哀そう(・_・;)
ただ、無職三人のおっさんでハロワいって仕事もらいにいくあたりからは面白すぎる。
いろいろとツッコミどころ満載で、シリーズの中でも飛びぬけてギャグ要素が多く感じました。それも主人公・一番の人柄ゆえなのか、新生・『龍が如く』であるゆえか。
今は、4人目の仲間・紗栄子を迎え入れたところです。
ここまではストーリーの大筋とは外れた流れではありますが、すでに物語の先が気になってやめられないゾーンに入っています。
ここから “なぜ荒川組長・荒川 真澄は東城会を裏切ったのか” “東城会にいた人たちはどうなったのか” 明らかにされていくのでしょうが、ここから都知事とか異人三とかとどう繋がるのか楽しみでしょうがないですね。
ストーリーが面白いというのはこの時点で感じています。ストーリーが面白くてやめ時がわからなくなるのは『龍が如く』シリーズあるあるかも。
新・主人公「春日 一番」については、気さくで誰からも愛されるような人柄、喧嘩は強いが最強というわけでもない、といった桐生一馬とはまるで性格もジャケットの色も真逆の人物。ですが、筋の曲がったことは大嫌いという、芯がしっかりしているところは似ていて、性格は違えど、ちゃんと『龍が如く』の主人公に相応しい人物だと思います。
そして、桐生の親友にしてライバルの錦山 彰を演じた中谷 一博さんが、一番の声を担当されているのですが、中谷さんの声がハマり役すぎて、この人に合わせて作られたキャラクターなんじゃないかとも思っちゃいました。(実際はちゃんとオーディションで決めたらしいです。)
桐生さんのような寡黙でまじめで最強なのも好きですが、一番のような陽気なキャラクターも良いですね~。
次回作も一番が主役となるのは決まっており、これからの『龍が如く』シリーズはこの一番が背負っていくことになるので、彼のこれから期待しつつ、この先どうやってどん底から這い上がっていくのか見物となりそうです。
もちろん、俳優の安田 顕さん演じる「ナンバ」、スネーク役で有名な大塚 明夫さん演じる「足立」などのパーティメンバーもそうですし、とにかく良いキャラクターしてる奴が多いんですよ。
キャラクター同士の掛け合いなんかも面白くて、おっさん組である意味痛々しいとこなのにずっと見てられちゃう。脇役がいないパーティメンバー全員主役級の勢いです。
これも、RPGというジャンルに変わったことでキャラクター同士の関わりが増えたからかも?
今作から大幅リニューアルとなった「ターン制コマンドバトル」については、だいぶ前に体験版で一度プレイしてました。
正直いって、その時は「やっぱりアクションが良いなぁ…」と思っていたのですが、ストーリーを進めるごとに慣れてくるとやっぱりこのコマンドバトルも面白くなってきますね。
ターン制のため、やはり今までと比べるとスピード感や爽快感は減ってはいますが、その分、“戦略に時間をかける” 自分なりの“バトルの流れを組み立てる” ことができ、 敵との戦闘に一つ一つに重みが増した気がします。(雑魚敵でも油断するとやられちゃうことも)
ただし、戦略といってもそんなに難しいものでもなく、何なら「オート」で任せちゃってコマンド入力に専念するも良しなので、バトルでいちいち戦略を立てないといけない といった心配はしなくても大丈夫そう。
一騎当千はできませんが、“全員主役” みんなで敵を倒すことに専念させた、伝説の極道・桐生一馬じゃないからこそできたバトルシステムだと思います。
「ターン制コマンドバトル」自体、最近のRPGではあまり見なくなってきたバトルシステムですが、そもそも『龍が如く』が“大人向け” というのもあり、うまくユーザー(特にドラクエ世代)に懐かしいと思わせることが出来た…かも…?
本編もまだ序章、このゲームの本質に触れるのはこの先だと思っていますので、これから見方が変わる部分もあるかもしれませんが、ひとまずクリアに向けて頑張って行きたいですね。(『FF14』も平行しながら)
新生・『龍が如く』…もっと早く遊んでいれば良かった…(;’∀’)
RPG『龍が如く』…なかなかイイじゃないの…!あの桐生さんの後釜ということで心配していた一番も主人公として愛されそうなキャラクターで安心しました。
『龍が如く7』をスルーしてしまっていたので、なんで東城会が潰れたのか、神室町になんであんなでかい警察署ができたのか謎だったんですよね…。やっとその謎が解けそうです。
そういやこれから、あの真島の兄さんや冴島のアニキ、桐生さんも出てくるということでそこら辺もどうストーリーが進むのか楽しみでなりませんゎ…!