【昭和米国物語】昭和の日本文化を盛大に盛り込んだアメリカが舞台のゲームがぶっとんでて面白そう

PC

昭和」「アメリカ」「ゾンビ」…この3つが融合するとどうなるのかなんて想像できませんが、それを見事に1つにまとめあげた“ぶっ飛んだ”ゲームが登場…!

フランスを拠点とする「NEKOM Entertainment」が開発した『昭和米国物語 (Showa American Story)』が発表され、正式予告PVが公開されました。

 

 

突如、日本語音声というこだわりを感じる間もなくいきなり股間をぶち抜くシーンから始まり、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」をバックで流しながらゾンビをぶっ倒していく一人の女性と日本文化が入り混じったアメリカが映し出されるという…。この時点でもう面白すぎます。

   

昭和66年、日本の経済侵略によって、ほとんどの領土が経済的支配下に置かれたアメリカ。

かつて世界の頂点と言われたアメリカは、勢いの強い移民潮流と共に入ってきた日本文化に徐々に浸食され、いまや完全に日本の経済および文化的植民地と化した。

違う文化の衝突と融合のもたらす変化は激しいものだったが、時間と共に人々に受け入れられるようになった。

しかし、原因不明の大災害が世界を一変させた。

いままで映画の中の存在とされてきたゾンビや怪獣が大量に出現し、社会の秩序を容赦なく蹂躙した。

公式サイトより引用

  

日本に侵略されたアメリカ、衝突し合うもなぜか受け入れられた昭和文化、そしてそんなことは関係なくゾンビや怪獣が出現するという、ツッコミどころ満載でぶっ飛んでる世界観。

ギャグゲーの印象が強いですが、ゲーム自体は動画でも分かる通り本格アクションRPGとなっているようです。

 

 

主人公は、アクション映画のスタントマンを生業とする19歳の少女「蝶子」。

この主人公、謎の黒装束集団に一度殺害されており、荒野に埋められていましたが、突如生き返ります。

目覚めた世界はすでにゾンビと怪異が蔓延る世界。

蝶子は行方不明となった妹を探すため、アメリカ横断の旅をすることになります。

  

  

刀やドリル(?)を使った近接攻撃とマシンガンやショットガンといった銃の遠距離攻撃で敵を倒し、派手な回避モーションもあるアクションゲームっぽいですが、ジャンルはRPGとされているため『ニーア:オートマタ』のようなアクションRPGのようです。

メインストーリーの他に、大量のサブクエストとミニゲームがあり、オープンワールドなのかはわかりませんが、敵を吹き飛ばしながら広大な地をバイクで爆走するシーンも見られます。

  

   

そして、一癖も二癖も…三癖、四癖もありそうな、キャラクターたち。

日米入り乱れたキャラクターたちが、ぶっ飛びジャパン風アメリカでどう物語を彩るのかはまったく予想できません。

  

こいつが最強に意味わかんない

   

ツッコミ所は満載なのに、どことなく感じる開発者の日本愛が垣間見えて不思議な気持ちになってきますねぇ…。

ゲームのノリとしては『デッドライジング』に近いものを感じます。

海外産のなんちゃって日本文化はたくさん見てきましたが、今回はちゃんと「昭和」を再現した上でアメリカと融合させちゃってるので、なっちゃって感はありつつも、昭和文化に馴染みがある方は懐かしみを感じるかもしれませんね…!

とにかく、いろいろとぶっ飛んでるこのゲーム、まだ開発中の段階ですが最終的にどんなゲームになるか…発売が楽しみです!

 

こちらの『昭和米国物語』は、PS5 / PS4 / PC(Steam) で、日本語公式サイトがオープンしたことから、国内向けにも発売予定のようです。

  

「それが大事」を選曲してきたところにまずセンスを感じますね笑

この異色文化ドッキングは中々大変だと思うのですが、そこに「ゾンビ」「怪獣」も含めてるのでもう何がなんだかわかんないです。わかんないのにとても面白そう。

個人的にお供えもの(?)にウイスキー置いているのと“ロ”ムネがお気に入りポイントです。

※画像は、公式サイトから引用、および「Showa American Story | Official Reveal Trailer」をキャプチャーしたものです。