「龍が如くスタジオ」は公式サイトにて、スタジオ創立10周年を節目に、新たに横山昌義氏がスタジオ代表となる新体制に移行するとともに、長きにわたり製作総指揮を務めた名越稔洋氏とスタジオ代表を務めた佐藤大輔氏がセガを退社すると発表しました。
さらに、スタジオ代表・制作総指揮を務める横山昌義氏のコメントより、『龍が如く7』の主人公春日一番のその後を描く『龍が如く8(仮称)』も開発中であることがさりげなく明かされています。(次の龍が如くの開発はスタートしていると名越監督からありましたが、これがスピンオフではなく正式に『8』ということが明らかになった形になります。)
『龍が如く』については、ハリウッドで実写映画化プロジェクトが進行していることも気になるのですが、やはり我々にとって1番気になるのは新体制へ移行した「新生・龍が如くスタジオ」になることで、今後の『龍が如く』または『ジャッジメント』シリーズがどうなるのかだと思います。
そして、その「新生・龍が如くスタジオ」が初めて世に出すゲームとなるであろう、春日一番のその後を描く『龍が如く8(仮称)』は、RPGスタイルを継続させるのか、桐生一馬のようなアクションスタイルに戻すのかが気になるところです。
こちらの記事の時点では、『龍が如く』=RPG、『ジャッジメント』=アクション、という二極化に進むものと思われていたのですが、新体制に移行し、制作指揮を横山昌義氏が執ることでもしかすると変化が起こるかもしれません。
というのも、こちらの記事でも書かせていただいた『ジャッジメント』シリーズ存続の危機。
あくまでも噂程度の話ですが、シリーズの中でも高評価なハチャメチャアクションが、これによって断たれてしまうとなるとRPG一本化、もしくは更なる新作を出すしかなくなってしまうのでもしかすると『8』はアクションになる可能性も少なくはない…?と考えてしまいます。
と、色々と考えたくはなりますが、何はともあれ『龍が如く』シリーズが今後も継続して開発されるのは朗報!
噂にあった名越稔洋氏と佐藤大輔氏の退社が正式に発表され寂しさもありますが、新体制「龍が如くスタジオ」に期待したい気持ちも強いので、今後「龍が如くスタジオ」が贈るシリーズたちがどう進化していくのか注目していきたいですね!
公式サイトでは触れられていませんが、名越稔洋氏の中国「ネットイース」への移籍が現実味を帯びてきましたね。
長年、桐生一馬の声を務める黒田崇矢氏のコメントでも“新たな挑戦をする名越さんを心から尊敬し”とあるので、もしかすると近々移籍の発表があるかもしれないですね。