2021年11月24日(海外)に公開予定のリブート版実写映画『バイオハザード(『洋題:Resident Evil: Welcome to Raccoon City』)』の映画内ビジュアルがIGNより初公開されました!
レオン役のアヴァン・ジョージア、クレア役のカヤ・スコデラリオ、クリス役のロビー・アメル、ジル役のハナ・ジョン=カーメン、ウェスカー役のトム・ホッパーの他、ブラッド役のネイサン・デイルズ、そしてリメイク版『バイオハザード』で登場したモンスターリサ・トレヴァー(役:マリナ・マゼーパ)の姿を見ることができます。
舞台となるクリス&ジル&ウェスカー&ブラッドの撮影場面は『バイオハザード』のスペンサー邸の洋館を再現されているのがわかります。
個人的に、ゲーム中のキャラクターを主軸とした物語になるということで、ゲームキャラクターの再現度に期待してたのですが…正直ちょっと違う気が。(ジルが全然違いすぎる…)
監督と脚本を務めるヨハネス・ロバーツ氏によると、
「原作キャラクターの服装や髪型を真似ただけの単なるコスプレではない」
「原作キャラクターの持つ新年やエネルギーを体現した人物を起用することに重点に置いている」
「原作を超えるような体験を観客に与えるため、感情移入できる深みのある人物造形にした」
という原作キャラクターの内面を重視した結果のようです。
キャラクタービジュアルはともかく、本作はミラ・ジョヴォヴィッチ主役の『バイオハザード』シリーズとは違い、ホラーに重きを置いたものになります。
キャラクターやクリーチャーはすべてゲーム本編に登場するものであり、原作にはないストーリー展開やオリジナル要素はあっても、原作を忠実に再現し、原作ファンも違和感なく没入できる作品を目指しているようです。
ストーリーは、ラクーンシティにT-ウィルスが蔓延し、滅菌作戦が行われ滅びゆく町となる、洋館事件~ラクーンシティ壊滅までを描くようです。
ベースは『バイオハザード』『バイオハザードRE:2』の2作。T-ウィルス蔓延からの滅菌作戦、スペンサー邸からラクーンシティでのレオンとクレアの物語が描かれるということは、2作品をクロスオーバーさせたような内容ではなく、洋館事件からラクーンシティ壊滅までを一本の映画とするようです。
監督は『バイオハザードRE:2』に影響を受けているようで、あの空気感を本作で再現したいとのこと。
果たして、あのボリュームを一本の映画でまとめられるのか…となると結構な端折りやオリジナル要素がありそうな予感がするのですがどうなるんでしょうね。
しかし、実写映画に完全再現を求めるのも違う気がするので、面白ければ全て良しくらいの感覚でいた方が良さそうですね。
実際、ミラ・ジョヴォヴィッチ版『バイオハザード』は、原作無視の超展開を繰り広げていましたが、なんだかんだゲームファンからも受け入れられて6作にも及ぶシリーズものに成長したので、本作もそんな1作になってくれると良いなと思っています。
正直言って、キャラクタービジュアルもうちょっと原作に寄せて欲しかった…と思っていますが、見た目が全然違くても結果的に受け入れてもらえるような実写化ってたまにあるので(映画版デスノートの夜神父とか)そこに賭けたいと思います。(でもやっぱり服装を原作そのままにするなら髪型とかも…)
思ったこと言っちゃってますけど、個人的にリブート版『バイオハザード』結構期待してます。