※本記事には『バイオハザード ヴィレッジ』のエンディングに関する重大なネタバレを含みます。
ネタバレを回避したい方はご注意ください!
『バイオハザード ヴィレッジ』が発売されてちょうど一週間が経ち、ゲームクリアの報告をする方が増えてきましたね!
『バイオ ヴィレッジ』は、一人称視点、ゾンビは出ない、ウィルスも出ない、主人公は一般人(というか生体兵器)という『バイオハザード』シリーズらしさがあまり見られませんでしたが、それは結果として良い方向へ動き、シリーズの中でも傑作との声が多く挙がっています。
顔も正体も詳しくは知らされないまま、ただひたすらに悲惨な事件に巻き込まれてしまった主人公イーサン。
『バイオ7』では、愛する妻のため狂気の家族たちに立ち向かい、『バイオ ヴィレッジ』では、愛する娘のために狂気の村で奮闘し、悲しくも父親としてかっこいい最期を迎えましたね…。
イーサン完結編として、『バイオ7』から続いたイーサンの過酷な物語は、ついに『バイオ ヴィレッジ』で幕を閉じました…。
今後の展開がすごいことになりそうな気になることもいくつかありましたが、それは後日記事にしたいと考えています。
ですが今回の本題はこれじゃないんですよね。
どっちかっていうとこっち。
ローズ!…のことも語りたいですがそうではなく…
このエンディング最後のこのシーン。
ローズを乗せた車が向かう道の先から歩く人影がうっすらと見えますよね?
もしかしてクリス!?とか思っていたのですがここでエンディング終了…笑
墓地なのでそりゃ人一人はいるでしょ…というただの演出でした。
しかし、こんな一瞬のシーンに粋な計らいをするのがカプコンなのです!
PC版ではちょっといじくると、この見えにくい道の先を覗けちゃいます。
普通のゲームプレイじゃあの人影が誰かわかるわけないので、見えないようなところにわざわざ1人のキャラクターを作るのは正直無駄なコストなので余程お金と時間が余ってないとしません。こういう場合だと、村の生存者、なんなら敵やエンディングに登場した黒服を流用して置いたっていいのです。
誰を使い回しているのか、ここに流用した村人やライカンが歩いていたらシュールなので、気になるっちゃ気になるんですよね。
ということでさっそく見てみた動画がこちら…。
そう、イーサンなのです!!
流用なら別にイーサンでもおかしくはない話なのですが、エンディングの成長したローズのシーンにわざわざ父親であるイーサンを選んで置くというのは、カプコンのちょっとした粋な計らいを感じましたね!
こうなると「え?実はイーサン生きてたの?」と、イーサン生存説を信じたくなりそうなのですが、おそらくそれはないです…。
まず、ローズがここまで成長したとなれば、このシーンは本編の十数年後にあたります。(特異菌による成長スピードへの影響とかなければ)
イーサンがエンディングの時の一部結晶化した姿のままですし、生きていたとしてもこのタイミングで登場するのもおかしいので、こうしたことを見越したカプコンのちょっとした遊び心のようなものだと受け止めた方がいいですね。
そして、この動画を観てわかる通り、イーサンにもちゃんと顔があるのです!
エンディングでは頭部は映るも顔までは見ることはできませんでした。
口や目は見えない部分なので動かないのですが、映り込むことのない顔をちゃんと作っているというのは驚きですし、実はこの顔、『バイオハザード7』から変わってないのです。
『バイオ7』の時点で作り込まれていたので、『バイオ ヴィレッジ』でご尊顔を拝めるかと思っていたのですが、ゲーム中で見れるシーンはなかったですね。
なのに、ちゃんと『バイオ7』の顔をそのまま使っているいるのは開発者のこだわりを感じますね…!(流用の方が楽なので当たり前っちゃ当たり前ですが…)
本来であれば、ユーザーからしたら“見ちゃいけない部分”なのですが、そこも作り込んでいるというのもカプコンの遊び心と同時に本気度も感じられます…!
もしかしたら、こうやって探すと他にもありそうな気がしてきますね…!
イーサンを置いたのはローズの幻として意味があるとかいろいろ説があるのですが、たぶんそこまでは考えてないんじゃないかなと思ってます。それでもイーサンとローズの対面…ちょっと驚かせてくれましたね!
そういえば「彼(イーサン)に似てきたな」といわれたローズちゃん、こうして見るとお目目クリックリなとことか、髪色とか確かに似ていませんか?
普通に生きていればローズは16歳あたりでしょうか?ということはクリスはもう60歳越えてる…!相変わらずゴリラゴリラしているのでしょうか。