今回も新作ではありませんが、『大神 絶景版』トロコンしました。
トロコンの難易度は…
くらいです。(安定の難易度易しめのものしかしないヌルゲーマーですね…)
クサナギ伍に勝利する「オロチの十倍」と3か所の百鬼夜行「修羅の巻」は難しめですが、クリア後の引継ぎデータで挑戦すれば問題なかったです。あと時間がかかるものといったら、天童絵巻物や図鑑などの収集系ぐらいでした。
2周目でトロコンできちゃいました。
特に時間かかったものが魚図鑑全埋めの「釣り」ですかね。釣り上げるまではわからなく、狙った獲物をピンポイントで選べないのと、昼と夜で出る魚が違うのでそこそこ時間がかかりました。(釣りの最中でも昼夜変更できることを魚図鑑最後の一匹あたりで気づいたのは秘密…)
『大神』とは
『大神』は2006年にカプコンから発売されたPS2用ソフトです。(『大神 絶景版』は本作のHDリマスター版)
ジャンルは、アクション(ネイチャー)アドベンチャー。開発はクローバースタジオです。(2007年に解散済み)
ネイチャーアドベンチャーとも言われる通り、「ナカツクニ」という大昔の日本のような国を舞台とした自然あふれるゲームで、筆絵のような独特なグラフィックはこのゲームの魅力の一つです。
主人公は、(とても犬っぽい)狼のアマテラス。名前の通り、天照大神という神様であり、『大神』というタイトルは、“狼であり、神でもある”ということを指しているのです。
他にも、「スサノオ」「イザナギ」「ヤマタノオロチ」「ウラシマ」「八犬士」などの登場人物から、日本神話や日本昔話がモチーフということがわかります。
今回はPS4版をプレイしましたが、Wii、Switch(絶景版)、PS3(絶景版)、Xbox One(絶景版)でも発売されています。
実はDS用ソフトに続編である『大神伝 ~小さき太陽~』が発売されているんですけどあんまり話題にならなかったような…。
まさに“神”ゲー
アクションはシンプルで、難易度は選べませんがそれほど難しくなく、遊びやすいゲームとなっています。(その分、コアなアクションゲーム好きには物足りないかも)
シンプルながら、「筆しらべ」という筆を使って模様を書く独特なシステムが、このゲームの醍醐味となっています。
模様を書くといっても難しいことはなく、ほぼ直感で筆を走らせることができるのでストレスがなかったです。(慣れてくるとちょっとダルくなってきますけど)
ストーリーも日本神話を元にしつつも、日本昔話のテイストも入れているオリジナリティのある展開で“和の良いとこ取り”といった印象でした。
グラフィック、ストーリー、BGM、ゲームシステムなど、発売から10年以上経った今プレイしても、古臭さを感じることなく最後まで楽しく遊べるまさに“神”ゲーでありました!
国内外で高評価!…のはずが
この『大神』は、GOTY(最優秀賞)の他、数々の賞を受賞するほど、評価の高いゲームとして知られていますが、残念なことに発売当時は売上が思うように伸びず、「最も商業的に成功しなかったGOTY受賞作品」としてギネス世界記録に認定されてしまいました。(「動物キャラクターが主人公の最も評価の高いゲーム」としてもギネス世界記録に認定)
プレイした身としても、当時のなぜ売上が良くなかったのかわかりません…。
動物が主役ということで、とっつきにくいところがあったのでしょうか…。
オススメします!
PS4やXbox OneのHDリマスター版である『絶景版』も、発売から既に3年ほど経ち(Switch版は2018年)、たまにDL版でセールで安くなることが度々あるので、気になった方は是非プレイしてみてください!面白いです!
実は『大神』はPS4版で初プレイでした。PS2版は当時TGSで体験版をもらってプレイしたきりでしたので…。改めて本編をプレイして、なぜ10年以上もこのゲームを放置していたのか自分を呪いました。
アマテラスがほんと癒し。癒しゲーですね…。BGMも良く、所々ぶっとんだギャグ要素も好きです。
発売から10年経った今でも、グッズが販売されたりするのを見ると、愛されたゲームなんだなって思います。