セガに所属し、『龍が如く』シリーズのプロデューサーとしても有名な名越稔洋監督が、中国の「ネットイース」からヘッドハンティングされ、移籍に向け交渉中であるとブルームバーグより報道があったようです。
中国の「ネットイース」は、IT関連のサービスを提供する大手企業であり、PC、モバイル向けにゲームを提供しています。
新たな展開として、家庭用ゲーム機に向けたゲームスタジオ「桜花スタジオ」を中国のみならず、日本にも設立。同じく中国大手の「テンセント」と競うように新スタジオに向け、カプコンやコナミ、バンダイナムコなどの開発スタジオから多くのスタッフの引き抜きを行っているようです。
名越監督もその内の1人ということになり、正式に合意に至れば『ロストジャッジメント:裁かれざる記憶』の発売以降に発表される見通しとのこと。
こちらとして気になるのは、『龍が如くスタジオ』が制作する『龍が如く』シリーズや『ジャッジメント』シリーズの今後ですね。
結論として、名越監督の移籍により、両作のシリーズは終了…とはならないと思います。
こんなこと言うのもなんですけど、移籍が合意に至ったとしても、多少の影響はあるでしょうが、シリーズは継続されるという形で落ち着くと思います。(それよりも『ジャッジメント』シリーズの存続についてはこちらの方が心配)
ただ、引き抜きが実現されれば、大役を後継者に任せるという形になるため、シリーズの総合監督を務めてきた名越監督がいなくなることで、少しテイストの変わった『龍が如く』や『ジャッジメント』シリーズになるかもしれませんね。
実際問題、正式発表されない限り真偽はわかりませんが、 『龍が如く』と名越監督は深い関わりを持つため、移籍となったらやっぱり寂しい…。
ですが、「ネットイース」の協力のもと、どんなゲームを作ってくれるのかという期待があるのも事実です。
『ロストジャッジメント』の発売という区切りの良いタイミングで、名越監督から何かしらの発表があるかもしれませんね。続報を待ちましょう…。
テンセントに続き、ネットイースも名越監督を引き抜くとは中々の本気度ですね…!
長年在籍したセガからいなくなってしまうのは寂しいですが、最近の中国産ゲームは『原神』などを始め面白そうなもの多いですし、名越監督なら中国大手の資金があればすごいものを作ってくれそうという期待もあるので難しいところですね…。