小惑星衝突による滅亡直前の擬人化された恐竜たちのラブストーリーや高校ライフを満喫できるリズムアドベンチャー『Goodbye Volcano High』を始めました!
このゲーム実は数年前にPS5用のゲームとして発表されており、日本で発表されたのは今年の「State of Play」内でした。
開発は「Ko_op」というカナダのインディースタジオ。主人公のファングは3ピースロックバンドを組むパンクな女の子です。
物語は分岐型で選択肢を選びながら観るアニメのような形で進み、途中のライブシーンではリズムゲームになることもあります。
現在物語の進み具合は全体の1/4くらいで、リズムゲームパートもちょいちょいこなしてる状態です。
アニメグラフィックは好印象
内容は、まさに恐竜高校ライフ。
恐竜であることで~ というよりも、小惑星の衝突による絶滅の惧れがあった恐竜時代に焦点を当ており、そこを現代の人間と恐竜うまく融合させています。
だからスマホとかネットとかSNSも普及していて、生活自体はそのまんま人間してます。
今のところキャラクターを動かすといったアドベンチャーパートはないので、感覚としては海外アニメをずっと観ているような印象。
日本産のアニメのようなアニメーションではなく、子供向けの海外アニメでよく見るあの感じです。
キャラクターに大きな動きがない分、アニメグラフィックは色鮮やかで綺麗だし、キャラクターも滑らかに動くので申し分ないです。
ただ、視点切り替え時にキャラクターの向きが合っていないミスが見受けられたり、音声を切るタイミングが早かったり…(声が遮られることは今のところないが、喋り終わりにブツッと音が消えることがある)この辺はアップデートで改善してほしいですね。
基本はノベルゲーム感覚、リズムゲームはやり応えあり
基本的にアニメを観るような感覚で進むゲームですが、選択肢は時間制なものがある上、急にくるので中々油断できない。
しかも英語音声しかなくて、話の進みも結構早いので吹替え派の方はちょっと苦労しそう。(自分は時折スマホを確認しちゃって「あれ、今どこまで話進んでんだ?」なんて見逃すことがありましたので…)
ただストーリーは面白いのでちゃんと観て追っていれば何の問題もないです。
海外産なのでストーリーやキャラクターのノリが海外寄りなのですが、日本語翻訳がちゃんとしているので理解はしやすいです。翻訳が機械のような出来かどうか心配な方は安心してください。
リズムゲームパートは落ちてくる玉にスティック合わせたり、お決まりのQTEのようにタイミング合わせてボタンやスティック入力をするだけなのですが、これもいきなり難しくなったりするので油断できない。
背景では気になるキャラクターのエピソード映像が流れていたりしますが、リズムゲームに集中していて見れてないので、後で落ち着いて見られる救済措置が欲しい…。その辺はクリア後に期待。
『コーヒートーク』や『ライフ イズ スレンジ』好きにささりそう
アドベンチャーパートはほぼアニメということで、選択肢以外は操作を要求されることがほとんどないストーリー重視タイプのゲームです。
エモいストーリーの雰囲気は『ライフ イズ ストレンジ』、ゲーム感覚は『コーヒートーク』みたいなイメージをしてもらえれば良いかも。
こういった落ち着いた雰囲気ゲーが好きな方には是非とも遊んで欲しいゲームです。
しかし、リズムパートは慣れてない内はシビアに感じる部分もあるので注意。
だけど失敗できないライブの雰囲気を味わう緊張感を醸し出すリズムパートは中々の臨場感があってそんな難易度もちょうど良いかも。
日本語音声なしなので注意!
先ほども言った通り、日本向けには英語音声の日本語字幕しかないです。
翻訳はしっかりしていますが、話の進みが英語合わせで結構早めなので注意です。
ただ早めと言っても体感的になので身構えなくても大丈夫なレベルです。むしろ、進み方がテンポよく感じる人もいるかも。
情報が少なかったので発売日直前まで購入するのを躊躇っていたのですがどうやら当たりみたい。(まだ序盤中の序盤ですけど)こういうエモそうなゲームにはいつの間にか惹かれてしまうハシキです。
諸事情で少しずつしか進められないのでクリアするのは意外と時間がかかりそう。最後がどうなるのか気になりますね。隕石ドーンと降ってみんな消滅みたいなエンドにはならんでほしい(^^;