【The Callisto Protocol】CEROレーティングが取得できず発売中止へ。気になるあのリメイク作はどうなる…?【DEAD SPACE】

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『DEAD SPACE』の開発に携わったスタッフによって制作されたSFホラー『The Callisto Protocol』が、CEROのレーティングを通過できず、残念ながら日本向けの発売は中止となってしまいました。

   

   

2022年12月2日に国内向けにも発売予定となっていましたが、惜しくも発売日1か月ほどまで迫ったこのタイミングで発売中止となります。

日本ではレーティング機構「CERO」の審査を通過しないと発売できないため、『The Callisto Protocol』は過激でグロテスク表現が多いことにより審査が通らなかったようです。

再審査しない理由として、 “CEROレーティングを取得するために、ゲーム内容に手を加え表現を抑えるようなことは、プレイヤーの期待するゲーム体験を提供できなくなる” と判断し、発売中止の決断に至ったとのこと。

あの『DEAD SPACE』の開発スタッフによるSFホラーとのことで期待されていた作品ですが、残念ながら国内版は発売されることがないまま12月2日の全世界同時発売日を迎えることとなりそうです…。

   

   

そこで1つ気になるのは、似たような過激な内容を多く含み、国内版の発売が予定されているリメイク版『DEAD SPACE』です。

原作版『DEAD SPACE』ですら、過激な表現が多いために日本で発売されることがなかったので、今回の『The Callisto Protocol』の発売中止を受けて、リメイク版の国内発売にも暗雲が立ち込めてきました…。

ちなみに、リメイク版『DEAD SPACE』の発売日は2023年1月27日(金)

発売1か月を前に発売中止となった『The Callisto Protocol』なら、このリメイク版『DEAD SPACE』もレーティングを通過するために内容に手を加えるのかどうかの判断が必要となり、その結果は来月には発表されるかもしれません。

もし、レーティングを通すために内容を変えるとなると、国内版の発売が延期となる可能性もありますね。

    

『DEAD SPACE』シリーズは国内版がなかったので、リメイクが日本で発売される国内版『DEAD SPACE』となってくれると期待していたのですがちょっと雲行きが怪しいですね。

『DEAD SPACE』も『The Callisto Protocol』並に過激な表現を含んでいるので、レーティングに引っかかると思うのですが、そこから修正が入るのか発売断念となるのか、そこが気になってソワソワしてしまいます…。

   

ちなみに、海外版『The Callisto Protocol』には日本語が収録されるらしく、そのことについて後に、公式Twitterより発表があるかもしれません。

国内版が発売されなくとも、海外版をプレイする手はありそうなのが唯一の救いですね。

  

期待していたSFホラーであったために非常に残念な結果となった上、『DEAD SPACE』の雲行きが怪しいとなるとダブルの痛手となりますよね…。

暴力表現故にしょうがないことではあるのですが、こうやって日本だけ作品に触れる機会が失われるのも残念なこと。今のところ18禁としつつも販売に抜け穴のあるレーティング「Z」の存在意義も何なんだろうとちょっと考えさせられましたね。