『サイレントヒル』シリーズの最新情報をお届けする「SILENT HILL Transmission」が配信となり、シリーズの最新作やリメイク作など複数の『サイレントヒル』が発表となりました。
SILENT HILL 2
かねてより噂のあった「Bloober Team」開発の『サイレントヒル2』のリメイクが正式発表となりました。
『Layers of Fear』や『The Medium』というホラーゲームを生み出したポーランドの「Bloober Team」と「コナミ」の共同開発によって、『サイレントヒル』シリーズでも人気の高い『2』を PS5 / Steam 向けにリメイク。
ゲームエンジンは「Unreal Engine 5」を採用し、“ 原作をリスペクトしつつ、ゲームプレイを現代的に引き上げる ”ことを目標に作られた本作は、原作の移動式固定カメラから「肩越し視点」の三人称視点に変更。
カメラを一新したことで、戦闘システムといったゲームプレイも変化し、現代に合わせたゲームプレイを楽しめる『サイレントヒル2』となります。
また、家庭用ゲーム機としてはPS5独占となり、PS5の特徴でもある3Dオーディオ、SSDによってロード画面はほぼなし、「DualSense ワイヤレスコントローラー」の機能を使った“何か”(詳細は不明)などがあるようです。
SILENT HILL: Townfall
こちらは完全新作となる『SILENT HILL: Townfall』。
開発はホラーADV『Stories Untold』などの「No Code Studios」とコナミの共同開発になります。
ジャンルや発売時期など詳細は不明ですが、「No Code」のディレクターが“ 予告編の映像を見返すと新しい発見がある ” と明かしており、ティザートレーラーには何かヒントが隠されている様子?
新年には新映像が公開予定です。
SILENT HILL: Ascension
「インタラクティブストリーミング」で楽しむ新しい『サイレントヒル』となる『SILENT HILL: Ascension』。
こちらも詳細は不明ですが、観客の手によって物語の結末を変えたり、参加者として登場することができる “ 次世代型のライブイベント ”となります。
「Genvid」と開発パートナーの「Bad Robot Games」「Behaviour Interactive」「DJ2 Entertainment」によって生み出される新感覚『サイレントヒル』です。
2023年配信予定。
Return to SILENT HILL
2006年に実写映画化された『サイレントヒル』のクリストフ・ガンズ監督による新作映画『Return to SILENT HILL』が発表されました。
オリジナル要素強めでも原作を崩さないガンズ監督の『サイレントヒル』はゲームファンからも好評であり、映画の要素がゲームに逆輸入されることもありました。そのガンズ監督による念願の映画シリーズ2作目となります。
「SILENT HILL Transmission」では、ガンズ監督によるメッセージビデオが公開されており、コンセプトアートやイメージボードが紹介されています。
構想を見るに、『サイレントヒル2』をテーマとした映画が制作されるようですが、本格的に始動するのはこれからであり、キャスティングなども未定のため、変更される可能性もあります。
ただし三角頭は登場確定の様子。
SILENT HILL f
こちらは誰も予想できなかった 完全新作の“和風”サイレントヒル『SILENT HILL f』。
脚本は「ひぐらしのなく頃に」で知られる竜騎士07氏、クリーチャー&キャラクターデザインは心霊ホラー『NG』の怪異デザインを手掛けたkera氏、開発は『バイオハザード』シリーズ、『鬼武者』『デビルメイクライ』のHDリマスターを担当した台湾の「NeoBards Entertainment」です。
1960年代の日本が舞台となる『サイレントヒル』。
日本なのに“サイレントヒル”ということは“静岡”が舞台なのではと話題ですが、こちらも詳細は不明。
タイトルの『f』はティザートレーラーで不気味に咲き誇る彼岸花などに似た花(flower)の頭文字でしょうか?
町を浸食しているのが『サイレントヒル』でおなじみのサビのようなものではなく、菌類の細胞のようなものなのが気持ち悪い…。(ティザートレーラーの最後のシーンは不意すぎましたね…。)
美しいとされる花を不気味に感じさせる世界観は『サイレントヒル』に合ってて良いですね。
あとは、こちらも日本が舞台のホラーゲーム『SILEN』とどう差別化のするか…。
最新作、リメイク、そして映画など計5作の発表と予想よりも多くシリーズ作を展開するようです。
噂にあった「Bloober Team」による『2』のリメイクが1番注目されていると思いきや、最後の最後に誰も予想しえなかった『“和風”サイレントヒル』を隠し玉として潜ませていたのには驚き。
最新世機によってあの恐怖体験が復活するとなると、楽しみでしょうがないです…!
リメイクのクオリティにも驚かされましたが、何といっても和風サイレントヒルこと『f』が気になりますよね。ただ、どうしても『SILEN』(タイトルもややこしい)が頭をよぎるのでしっかり『サイレントヒル』してくれれば…。
クリストフ・ガンズ監督による映画も楽しみですね!シリーズ復活を見事成し遂げてくれたように思えます。ただ制作はこれから開始となるため、公開はたいぶ先になりそうです。
シリーズ復活は本当にありがたいことなのですが、個人的にコナミ単体での開発作がないのが気になってしまいました…。