『ヴァルハラゲームスタジオ』が解散へ

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「Wake Up Interactive」の完全子会社である「ヴァルハラゲームスタジオ」と「ソレイユ」が合併し、「ソレイユ」を存続会社とする吸収合併のため、「ヴァルハラゲームスタジオ」が解散となったようです。

  

「ヴァルハラゲームスタジオ」は、株式会社ヴァルハラに板垣伴信氏率いた「Team NINJA」を離れたもの同士が合流し、新たに設立されたゲーム開発スタジオ。

開発タイトルはWii Uの『デビルズサード』、3DSの『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』。

2017年に、「ソレイユ」がグループ会社である「Wake Up Interractive」の完全子会社となり、グループ間の経営効率化のため、12月24日付けで吸収合併となったようです。

これにより、「ヴァルハラゲームスタジオ」の全従業員は「ソレイユ」へ転籍、「ヴァルハラゲームスタジオ」の代表取締役CEOであった菊地隆行氏は「ソレイユ」の代表取締役会長兼CEOに就任という形となります。

  

「ソレイユ」は、『NARUTO TO BORUTO シノビストライカーズ』や『鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアル』、『ニンジャラ』などの他社作品の開発に協力しており、「ヴァルハラゲームスタジオ」も開発に携わっていました。

「ソレイユ」へと吸収されることになりますが、そのあたりはスムーズにいきそうです。

ちなみに、「Wake Up Interactive」は、中国の「テンセント」による買収を発表している他、多人数オンラインゲーム『Project EDO(仮称)』の開発中とのこと。

 

「Wake Up Interactive」として見ると、ソレイユメインでゲーム開発進んでいる印象が強かったため、「ヴァルハラゲームスタジオ」のソレイユ側への吸収合併は妥当なのかもしれません。

かつて板垣伴信氏も在籍していた元「Team NINJA」組ということでゴリゴリのアクションゲームを待っていたのですが、もし出るとしても今後は「ソレイユ」製という形になるのですね。

 

板垣伴信氏が創設した「ヴァルハラゲームスタジオ」が解散というのも寂しい気もしますが、板垣伴信氏は、現在「Itagaki Games」を設立しており、元「Team NINJA」のような新作を期待するなら「Itagaki Games」を注目すべきかもしれないですね。