【プレイグテイル -イノセンス-】トロコンしました。

PC

2019年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム『プレイグテイル -イノセンス-』トロコンしました。

 

上出来だわ!

 

トロコンの難易度は…

評価 :2/5。

くらいです!毎度ながらトロコンしやすいゲームしか狙ってないというわけではないですよッ!
チャプタークリア系と収集系が占めており、難しいものは特になかったです。武器のスリングを最後までアップグレードする「おもちゃ離れ」装備を最後までアップグレードする「パンパンのポケット」、これらを達成するための素材を見つけるのにちょっと手間取って3周くらいしましたけど、「スリング」「装備」「錬金術」すべてをアップグレードしなければいけないわけではないので時間かければ獲れちゃいます。

ゲーム自体の難易度(難易度は固定)が易しめなのでトロフィーも獲りやすくなっているのかも。

チャプター選択はできても何かを取り忘れたりして先へ進んでしまうとオートセーブされてしまうため、もう一度チャプターの始めから開始しないといけないのはちょっと面倒でしたが、チャプター選択があるだけ良かったと思ってます。
スリング、装備の引継ぎはなく、周回要素がないので、1周目でじっくりプレイすると2周目以降も同じことをしなければいけないのがちょっと苦痛でした。

 

ニコラより先に潜入するこの「長官の右腕」や「花」「珍品」を全て集めるのはさすがに難しいですが、それでも頑張れば1週目でトロコンできちゃうかも。

『プレイグテイル -イノセンス-』とは?

『プレイグテイル -イノセンス-』については、こちらでも記事にしています。

  

※ここからはネタバレあり

 

後半になるにつれ、錬金術やネズミを操れるようになるなどのファンタジー色が強めに出てきました。
それがダメ!というわけではないのですが、リアルなキャラクターや時代設定だったのでちょっと驚き。(終盤のネズミ合戦とか)

超大作!というほどのボリュームはありませんが、それでも、最後まで楽しめました!
何気なしに買ったゲームでしたがトロコンし終わった今でも買って良かったと思えるゲームでしたね。

 

『ラストオブアス』とよく比較される

時代背景やキャラクターは別物なんですけど、ジョエルエリーアミシアユーゴという構図がよく似ていて、プレイしているとどうしても感じてしまう『ラスアス』感は拭えませんでした。(もちろん、よくあるキャラ設定なので、これでパクリだ!なんて言うつもりはないですけど)

クリッカーとカミツキ(ネズミ)も“捕まればで即ゲームオーバー”というのも似たところはありますが、『ラスアス』は“倒すor隠れる”、『プレイグテイル』は、“光を灯す”という違った対処法が面白いです。

  

捕まれば一瞬で食いつくされるのも恐怖ですね…。

   

ゴリ押しで逃げ切ることができないので、ちょっと知恵を絞らないといけない部分が必ずあるのもまた良かったです。

そもそも、主人公・アミシアもエリーとそんな歳も変わらない女の子、ネズミどころか衛兵も錬金術を駆使しないと倒せないのですが、物語を進めるごとに強くなって姉としても頼もしくなるアミシアの成長を楽しめるのが、最初から最強のジョエルと違うところでもありますね。

 

終盤はこんな凛々しくなって…!

 

「噛み付きネズミ」+「疫病」の破壊力

厄介者のネズミのさらに上位互換(悪い意味で)のような「カミツキ」。

本当に気持ち悪い。そして怖い。

集団で蠢いているところは恐怖以外の何者でもないです。

 

凶暴性もですが、人を死に追いやる「疫病」を持っているのも怖いですね。
噛み付かれると感染する疫病が広まり、猛威を振るっています。

空気感染はしないっぽいですが、こいつらの巣に入る場面は本当に大丈夫かと心配になるほどおぞましい。

 

ああkあかあ
ゲーム中では明かされてはいませんが、おそらく糞尿でできてるであろうこの塊…。すべてこいつらの巣です。

それでも、終盤ではネズミ共の巣にグイグイ入っていくし、最終的には仲間(?)になっちゃうのはさすがに強すぎ…。

 

光がなくても襲ってこなくなります。ユーゴ有能。

 

この集団で襲ってくるネズミというが、中々斬新な敵だなとは思いました。
「主人公・異端審問官(衛兵)・ネズミ」という三すくみもちょっと『ラスアス』っぽさはありますね。

 

生々しい時代設定

恐ろしいのはネズミだけではないです。 

中世暗黒時代のフランスを元にしているようで、その時代に合わせた中々エグい描写が結構あります。

「疫病」の他に争いもあるのでしょうが、人や動物を平気で殺すような狂人が衛兵問わず当たり前にいる時代の恐ろしさを感じます。

  

ショッキングな描写が多め。ネズミに食い散らかされる死体もそうですが、こうやって普通に死体が転がってるのを見ると異様な時代だったんだなぁと思います。(まぁゲームはフィクションなんですけど)

キャラクターが“良い”

主人公はもちろん、登場人物たちが良い味出してくれてます。

洋ゲーだけど主要キャラは美形が多いです。(偏見でしょうか…?)

 

   

特にアミシア、ユーゴのお母さん(ベアトリス)が、美人さんです。

 

 

お母さんが主人公でもおかしくないような顔立ちです。ありがとうございました。(?)

 

もうちょっとボリュームが欲しかった..。

1周するとほぼやることがなくなってしまうストーリー重視タイプのゲームですが、普通にアクションアドベンチャーとしも面白かったので、1周で終わらせるのも何かもったいない気もしました。

おまけ武器とか装備とか、コスチュームなんかあっても良かったなぁと思いましたね。

 

 

でもグラフィックは綺麗だし、若干の単調さはあるもののゲームシステムも悪くないし、結果的に楽しめたゲームであることは違いないです!

  

ストーリー、キャラクター、グラフィック…良いところはそこだけではなく、本作は細部まで作り込まれており、「そこまで作るの?」といったものまでちゃんと表現している素晴らしいゲームです。