ポーランドの「Bloober Team」が開発したサイコホラーアドベンチャー『The Medium』がXbox Series X/S、PC向けに配信開始となりました。
『Layers of Fear』の開発元であることや、コンポーザーとして『サイレントヒル』シリーズで有名な山岡晃氏が参加していることで話題になった本作の魅力とは…?
“二つの世界”が同時進行
本作の主人公「マリアン」は、霊能力者で、“現実世界”と“精神世界”の二つを世界を行き来することができます。
その、二つの異なる世界を行き来しつつ、干渉し合うこの二つの世界を活用して、悲劇の舞台となった廃墟のホテルの謎の真相に迫っていきます。
この二つの異なる世界を行き来するシステムは、“二つのゲームを同時に進行するようなもの”で、次世代コンソール機であるXbox Series X/Sの力なくしては実現できなかったようです。
新しいスタイルのホラーアドベンチャー
『Layers of Fear』や『Observer』、『Blair Witch』といったホラーゲームを生み出してきた「Bloober Team」の最新作『The Medium』。
『バイオハザード』や『サイレントヒル』に近い“従来のサバイバルホラー”を意識しつつも、全く新しいスタイルを組み込んでいます。
ホラーゲームの経験が豊富な「Bloober Team」も、このゲームを作り上げるために、一から作業を見直したことで、結果的に既存の知識はあまり役に立たなかったとファミ通のインタビューで応えています。
“二つの異なる平行世界”という新鮮なゲームスタイルをホラーゲームにうまく落とし込むことが出来ており、今までにないようなホラー体験ができるかもしれませんね。
山岡晃氏の起用でより“ホラー”に
山岡晃氏の音楽は、『サイレントヒル』シリーズの世界観を構築した一つの要素と言っても過言ではないでしょう。
シリアスなホラーにぴったりな音楽を作る山岡晃氏のことを「Bloober Team」は以前から着目しており、山岡晃氏にアプローチをかけていたようです。
怖くもあり、美しくも儚げでもある山岡晃氏の音楽があったら…もう最恐のホラーゲームになっちゃいますよ!
ゲームプレイ動画
XSX持ちなら是非やっておきたいホラーゲームですね!
二画面分割とはまた違った、異なる世界の同時表示というのは、確かに次世代クラスのパワーがないと難しいかもしれませんね。
本作は日本語字幕対応なので、本日から次世代ホラーゲームを体験できます!
※画像は「The Medium – Official 14-Minute Gameplay」をキャプチャーしたものです。